一般国道357号線東京湾岸道路の23・4キロ区間の一部、「辰巳・東雲・有明立体」と呼ばれる4・5キロ区間の工事が2020年度からスタートする。国道357号線東京港トンネルの事業も同じ事業の一部(2020/04/25)。
(川崎国道事務所)
計画概要(東京都区間)
(国土交通省)
計画延長・幅員 23・4キロ、100m
車線数 4〜8
計画交通量 12400〜96900台/日
事業化 1968年度
全体事業費 5083億円
辰巳・東雲・有明立体(延長4・5キロ)の構造決定
東京湾岸エリアの開発などに伴う周辺地域交通量の増加で有明、東雲、辰巳の3カ所を立体構造とすることになった(事業費約370億円増額)。
(国土交通省)
2020年度事業
事業対象は23・4キロのうちの4・5キロ。
・補助315号線・有明2丁目交差点→有明立体(0・7キロ) 調査設計
・晴海通り・東雲交差点+辰巳運河→東雲立体(0・9キロ) 調査設計・橋梁下部工事着手
・三ツ目通り・辰巳交差点→辰巳立体(0・6キロ) 調査設計・橋梁下部工事着手
参考:事故状況
(国土交通省)
・辰巳・東雲・有明立体予定地区(自動車専用部未整備区間)で旅行速度が低下。東行きの一部は終日旅行速度が時速20キロ未満に。
・死傷事故も自動車専用部未整備区間で多発。追突事故が多い。
スケジュール
工事着手 2020年以降
感想・まとめ
これができると、旅行速度は相当上がるだろうし、信号が減って加減速区間も少なくなるので、事故も減るだろう。
事業期間がいつまで、というのが明記されていないのでいつ開通するのか、というのは軽く調べた範囲ではよくわからない。
こういう工事がある、というのを覚えておこうか。
参考
(川崎国道事務所)