新しい技術や官民のデータを活用して、都市や地域の課題を解決する国土交通省の「スマートシティモデル事業」(全国15事業)のうち、「豊洲スマートシティ実行計画」が公表された(2020/04/24)。
■将来イメージ(導入技術を仮想の街並みに反映)
(国土交通省)
※クロノレジデンス、ティアロレジデンス、パークタワー晴海の左側に東京スカイツリーがあったりして、ここどこ?なイメージになっている。豊洲ではないような気がするな
先行モデルプロジェクト
スマートシティ実証調査予算(新規:2019年度当初、1億1200万円)を使って、具体的な新しい取り組みへの着手となる事業の成果やボトルネックの分析を実施、広く共有して全体の取り組みを牽引するプロジェクトを支援する。対象は全国15事業。
(国土交通省)
豊洲スマートシティ
先進的技術と都市OS活用により、様々な分野でサービス・ソリューションを提供
街の課題を解決、多様な施設・個人が共存する「ミクストユース型未来都市」実現
対象地域:豊洲エリア
(国土交通省)
面積 約246ヘクタール
人口 居住人口 37000人/就業人口 40000人
導入技術(一部)
遊ぶ+食べる
2021年度までに実証・社会実装
移動する
2021年度までに実証・社会実装
安心・安全になる
バーチャル豊洲(都市OS・データプラットフォーム)
2022年度までに実現可能性調査
2021年度から実証/社会実装移行
交通基盤データ(都市OS・データプラットフォーム)
3Dモデル上へダイナミックデータ基盤構築。施設混雑やビジネスユースの課題を把握し、混雑緩和作、課題解決策を検証・導入
※よくわからない。
実施項目とスケジュール
(国土交通省)
参考:次世代型交通結節点のイメージも
(国土交通省)
地上部はゆりかもめを核とした結節点にならざるを得ないので、このイメージはよくわからない。地上部に連節バスがあるのが見える。東京BRT想定なら晴海通り上?遠くに見えるのはIHIのビルかな?
いろいろと謎の多いイメージだけど、こういうのはみているだけなら楽しい。
感想・まとめ
今回公表されたのは「概要版」で、これだけだはよくわからない。
実行計画の中にはもう実装済のものもあって、これで劇的に何かが変わる、というイメージを持っていいものかわからない。
同様の実行計画は大丸有地区にもあって、わりとお腹いっぱいな内容。
機会があれば取り上げようかな。
参考