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東京都中央区、江東区の臨海部を中心としたメモ。独自の情報を除いては、報道ベースではなく、発表主体の情報をベースに書くことを基本にしています。最近はゲリラ的な花火大会情報も提供。

#263 弾道弾迎撃ミサイルPAC3の有明展開訓練について 2019年10月9日

北朝鮮弾道ミサイルの発射を繰り返しているが、こうした中、2019年10月9日、東京都江東区有明の臨海広域防災公園で航空自衛隊の第1高射群による弾道ミサイル対処訓練が実施される(2019/10/07)。

 

訓練概要

目的

 弾道ミサイル対処の戦術技量向上

 自衛隊の即応体制を示し、国民の安全安心感の醸成に貢献する

期間

 2019年10月9日

場所

 東京臨海広域防災公園江東区有明

訓練内容

 PAC−3の器材の展開から撤収までの一連の手順

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航空幕僚監部

(参考)北朝鮮のミサイル発射場の方向

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(中の人作成)

 

(参考)PAC−3概要

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防衛省

・第二回説明会資料(2018年)防衛省

 

・飛来する弾道ミサイルと大気圏内で迎撃する防御システム。1個高射隊は射撃管制装置、レーダー装置、アンテナマストグループ、電源車と発射機5基からなる。このうち2基がPACー3ミサイルを搭載できる。

・短距離、中距離弾道ミサイルに対処するよう設計。

・高度十数キロで落下する最終段階にある弾道ミサイルを迎撃する。

・1個高射隊につき半径数十キロの範囲を防護。

 

 資料によると、北朝鮮は相手の防御を数で上回る攻撃かける「飽和攻撃」のための運用能力向上と、奇襲的攻撃能力の向上を狙っているらしい。

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防衛省

感想・まとめ

北朝鮮によるいかなる弾道ミサイル発射も国連決議違反。弾道ミサイルの発射は対岸の火事のように捉えることはできない。

参考

www.mod.go.jp