東京メトロが2019年度から3カ年の中期経営計画「東京メトロプラン2021」を公表した。内容を確認しておく(2019/03/27)
(東京メトロ)
銀座駅〜銀座一丁目駅の乗換駅追加設定(2020年度)など、目を引いた内容もあったが、東京8号線については全く触れられていない。
概要
設備投資計画 3カ年 4900億円
安心の提供
①自然災害対策の推進
(東京メトロ)
・震災対策/大規模浸水対策/大規模停電対策
②駅ホームの安全性向上
・ホームドア整備率(2018年度末 67%→2021年度末 89%)
③新型車両の導入
(東京メトロ)
特徴 車内空調設備の高性能化/座席幅の拡大ほか
・半蔵門線 18000系 2021年度導入予定
・丸ノ内線 2000系 2023年度導入予定
・日比谷線 13000系 2020年度導入予定
④セキュリティ強化
・駅構内セキュリティカメラの更新、増設 2020年度完了予定
⑤安全・安定性向上に資する施策
・トンネルの長寿命化
⑥輸送サービスの改善
・南砂駅 2027年度供用開始
線路・ホーム増設など
(東京メトロ)
・飯田橋駅〜九段下駅 折り返し設備整備(2025年度供用開始)
・茅場町駅 ホーム延伸などの大規模改良(2022年度供用開始)
・木場駅 ホーム・コンコース拡幅などの大規模改良(2025年度供用開始)
(東京メトロ)
⑦バリアフリー設備の整備
多機能トイレの全駅整備 (2019年度完了予定)
エレベーター1ルート整備 2021年度末 整備率99%予定
エレベーター複数スーと整備 2021年度末 66駅完了予定
⑧利便性・快適性の追求
乗り換え駅の追加設定(2020年度開始予定)
・銀座駅⇄銀座1丁目駅
(東京メトロ)
・銀座線
駅リニューアル(2020年度完了予定)
渋谷駅移設 (2019年度ホーム供用開始予定)
・有楽町線
夕方・夜間の列車増発/日中時間帯の5分間隔運行(2019年度実施予定)
豊洲駅 改札機増設による混雑緩和対策(2020年度完了予定)
ほか
持続的な成長の実現
(省略)
東京の魅力・活力の共創
(東京メトロ)
銀座線虎ノ門駅周辺開発と連携した駅改良(2020年度供用開始予定)
(東京メトロ)
新たなモビリティサービス実現に向けた取り組み
(東京メトロ)
感想・まとめ
一番目を引いたのは乗り換え駅の追加設定(2020年度実施予定)。
銀座〜銀座1丁目の設定は嬉しいね。
あとは新たなモビリティサービス実現に向けた取り組み。
現状のナビタイムや乗り換え案内に予約機能をつけた程度のものになるのか、少しだけ注目している。