水曜どうでしょう!の「トローリー!」でおなじみの、立山トンネルを走るトロリーバスの事業廃止届が、バスを運行する立山黒部貫光から国土交通省北陸信越運輸局に提出された。2024年は国内唯一のトロリーバスが運行する最終年となる(2023/12/12)。
立山トンネルを走るトロリーバスの概要
立山トンネルトロリーバス
立山黒部アルペンルート(約90キロ)のうち、富山県側にある立山高速バスの終点「立山室堂」(標高2450m)と立山ロープウェイ終点の「大観峰」(標高2316m)間の3・7キロを10分で結ぶ、無軌条式の鉄道。架線から電気を受けて走行する。
廃止されると「立山室堂」と「大観峰」は鉄道駅ではなくなるのかな。
参考 関電トンネルトロリーバス(2018年12月1日廃止)
かつては立山黒部アルペンルートの関電トンネル区間もトロリーバスが走っていた(1964年8月1日〜2018年11月30日)、現在は電気バスに移行している。
廃止届告知(2023年12月11日)
トロリーバス事業の廃止予定日 2024年12月1日
・室堂(標高2450m)〜大観峰(標高2316)までの3・7キロを運行
・1996年4月23日運行開始
・累計約1920万人が利用
・車両更新にあたり、2025年4月から電気バスに変更する計画
参考 立山黒部アルペンルートの営業概況 2023年度
期間 2023年4月15日〜11月30日
入れ込み人員 71万人(前年比148%、+23・1万人)
・新型コロナの5類移行や水際対策終了により観光重要活発化。前年を上回る実績に
・国内入込客は前年比112%。訪日入込客は前年比24・7倍。
感想・まとめ
1996年の運行開始とは、意外に最近だったんね。
昭和の頃から運行しているのかと思ったわ。
来年の営業開始は4月15日の予定。一度、乗りに行ってくる。
富山1泊、長野1泊かな。