東京・豊洲と大阪・吹田にある低酸素スポーツ施設「アシックス・スポーツコンプレックス」が営業終了を告知した。最終営業日は2024年3月15日。営業開始から4年半でクローズとなる。大阪・吹田に2022年5月にオープンしたスポーツコンプレックスに至っては1年持たなかったことになる。何かあったんだろうね(2023/10/25)。
施設概要
名称 アシックス・スポーツコンプレックス
営業時間 平日 07−22/土休日 08−20
定休日 日曜
メンバーシップ(2023/10/25現在)=豊洲の場合
無料サービス
その他の料金
低酸素スケジュール
標高2000mの酸素濃度 約16・4%
標高3000mの酸素濃度 約14・5%
参考 低酸素トレーニングの効果
これまでの流れ(豊洲)
2019年
9月20日 サイト開設
11月 1日 グランドオープン
2020年
4月 9日 臨時休館開始(〜5月6日)
5月 4日 臨時休館延長(〜5月31日)
6月 1日 営業再開
2021年
3月22日 通常営業時間復帰
4月27日 緊急事態宣言に伴う臨時休館(〜5月11日)
5月10日 緊急事態宣言延長に伴う休館延長(〜5月31日)
6月 2日 営業時間短縮による営業再開
9月11日 通常営業時間復帰
2022年
5月 2日 スポーツコンプレックス大阪・吹田グランドオープン
2023年
5月 8日 館内人数制限の撤廃
10月25日 営業終了告知(今回)
2024年
3月15日 営業終了
感想・まとめ
結局4年4カ月ほどでの営業終了。新型コロナに翻弄された先進施設だった。通常営業できたのはオープンからの約5ヶ月、東京オリンピック終了からの約2年半の約3年にとどまった。
池江璃花子選手が利用したニュースなどを見ていて、東京オリンピック・パラリンピックに向けた一定の貢献はしたのではないかと推測する。
あと、大阪・吹田の施設は1年持たなかったことになる。
何かあったんだろうね。
・・・
隣接するブリリアランニングスタジアムの当初の解体は2020年12月の予定だったが、2024年に開業する有明アーバンスポーツパークへの移設が決まった。
スポーツコンプレックスの低酸素施設、他には代替し難い機能だと思うのだが、移設はできないのだろうか。諸般の事情とあるので、できないのだろうね。
かなり特殊な施設なので、事業者が変わって営業が続けられるのか、減圧設備が取っ払われるのか、気になるところ。
それにしても、何があったのだろうね。