江東区豊洲6に建設され、「ホテルJALCITY東京ベイ」が入る予定の「Dタワー豊洲」に世界最大級の低酸素トレーニング施設「アシックス スポーツコンプレックス東京ベイ」が2019年11月にオープンすることが公式サイトでアナウンスされた。各施設は建物の2階と3階部分の約5000平方メートル。
標高4000m相当の低酸素空間でのトレーニングが可能な施設で、ランニングトラックを含むスタジオだけでなく、50mプールも低酸素の空間となるようだ(2019/09/13)。
(アシックス スポーツコンプレックス)
施設概要
名称 アシックス スポーツコンプレックス東京ベイ
(アシックス スポーツコンプレックス)
低酸素トレーニング施設「ハイポキシック』概要
(アシックス スポーツコンプレックス)
・トレーニングエリア面積 約3000㎡
2019年8月現在、都市型トレーニング施設として世界最大級=アシックス調べ
・標高2000〜4000メートルの酸素濃度に
(参考)低酸素トレーニングの効果
・効果的なフィジカル強化
・関節、筋肉への負担軽減(低負荷で通常環境下と同様の効果)
・短時間トレーニングで効果(低酸素下では短時間で多くの刺激を呼吸巡検系に与えることができ、短時間トレーニングで全身持久力向上が可能)
営業時間
平日 0700−2200
土祝 0800ー2000
日曜休館
利用料金
(アシックス スポーツコンプレックス)
2階
(アシックス スポーツコンプレックス)
①ジム/ランニングレーン=低酸素(2階)
(アシックス スポーツコンプレックス)
・国際大会と同仕様のタータンレーンを使用した50メートルのランニングレーン(2レーン)
・人工芝のある多目的広場
・主にアスリートの使用を想定した小規模トレーニングルーム
②スタジオ(2階)
縦5メートル✖️横15メートルのプロジェクションマッピングの投影が可能。ヨガなどを想定
③コンディショニングルーム(2階)
施術用ベッドあり。トレーニング後のリカバリーで利用可能。高い酸素状態にすることも可能。有料で鍼灸、マッサージを実施予定。
3階
(アシックス スポーツコンプレックス)
④プール(50m/25m)=低酸素(3階)
(アシックス スポーツコンプレックス)
・50メートルレーン4本
・25メートルレーン3本
それぞれ酸素濃度の変更が可能
※50mプールって本当か?イメージは25mな感じだけど。
⑤カフェ「アシックス スポーツコンプレックスカフェ」(3階)
(アシックス スポーツコンプレックス)
※まさか低酸素カフェってことはないと思うが。
⑥アシックス スポーツ工学研究所分室(3階)
・学校法人立命館との共同研究の一環として、低酸素環境下トレーニングに期待される実証実験を実施
・顧客それぞれの低酸素環境下での身体応答を定期的に測定し、個々の能力に応じたトレーニングを提供
その他
・体験受付が9月20日開始
(アシックス スポーツコンプレックス)
報道(MXTV)
感想・まとめ
ここは、1回は行ってこよう。
ここは当初、トレーニング施設に病院機能を持たせることになっているなど、かなりアスリートに特化する印象だったが、採算面を考えたのかそこそこ余裕のありそうな周辺住民もターゲットに加えた印象が強い。しかし低酸素プールなんて聞いたことなかったなあ。ただでさえきついスイムを低酸素でやるなんて、考えられないわ。
利用料金、お安くはないだろね。
でも、こういう特徴的な施設は、地域の色を出すのに大きなプラス。スポーツエリアとしての豊洲は、ここ「スポコン」のほか、「ブリリア豊洲ランニングスタジアム」「豊洲ぐるり公園」と随分充実してきた。竣工6年後に解体するとしていたランニングスタジアムの解体時期が予定通りなら2020年12月。これがどうなるのか、延期されるのか、その辺もそろそろ気になるところ。
結局、病院機能はどうなったのかな。
※更新 2019/10/20
参考