国立社会保障・人口問題研究所(社人研)が発表した2020年の確定値をベースに算出した2023年時点の将来推計人口によると、悪いシナリオでは総人口は50年後の2070年には8700万人(現在の7割)、100年後の2120年には3482万人(現在の27・6%)に減少、さらに年間出生数も13万人台に減少するそうだ(2023/06/25)
- 100年後の人口推計 総人口は3482万人
- 14歳以下人口の割合は7%に減少
- 65歳以上人口の割合は45%に上昇
- 参考 出生仮定 低位/中位/高位
- 参考 死亡仮定 平均寿命 低位/中位/高位
- 感想・まとめ
- 参考リンク等
100年後の人口推計 総人口は3482万人
以下、死亡が高位、出生が低位で推移した場合の人口推計
総人口は
2020年 1億2615万人
2045年 1億0540万人
2065年 8380万人
2070年 7832万人
2100年 4956万人
2120年 3482万人
14歳以下人口の割合は7%に減少
2045年 8・8% 917万人 出生数55・1万人
2065年 7・4% 838万人 出生数36・6万人
2070年 7・3% 619万人 出生数34・5万人
2100年 6・8% 335万人 出生数19・9万人
2120年 6・9% 240万人 出生数13・7万人
65歳以上人口の割合は45%に上昇
2045年 36・4% 3800万人
2065年 39・8% 3335万人
2070年 40・7% 3187万人
2100年 44・6% 2210万人
2120年 45・3% 1577万人
参考 出生仮定 低位/中位/高位
平均初婚年齢 29・0歳/28・6歳/28・1歳(2005年生まれ世代)
ピーク時 1・17/1・36/1・64
最低時 1・09/1・23/1・37
2070年 1・13/1・36/1・64
参考 死亡仮定 平均寿命 低位/中位/高位
1970〜2020年実績に基づきパラメータが確率99%で存在する区間に従い設定
低位 男87・22歳 女93・27歳
中位 男85・89歳 女91・94歳
高位 男84・56歳 女90・59歳
感想・まとめ
100年後は高齢者も年少者も人口比率はそれほど変化しなくなる。2100年から2120年の間に640万人が死亡、出生は年間13万人という恐ろしい状況が示されている。
政権のいう異次元対策では全く不足で、100年以内に日本という国は無くなるかもしれない。そう感じられる衝撃的な内容だった。
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まあ、100年後のことなんか知ったことじゃないか。