東京2020大会の体操競技場として使われた展示場「有明GYM-EX(ジメックス)」について、2023年5月18日のグランドオープンが発表された。19日と20日には抽選制の施設見学会が開かれる(2023/04/28)。
有明ジメックス施設概要
施設愛称「有明GYM-EX」は地名の有明と体操のジムナスティックス、展示会を示すエキシビションを表現したもの。
構造規模 鉄骨造一部木造 地上3階建
敷地面積 約36500㎡
建築面積 約17200㎡
展示面積 約9400㎡(1階 79m×119m)
参考 施設利用料金(1日)
0800-1530/1530-2300の利用料金
212万3000円(税込み)、半日利用不可
各種料金も発生(電気料金、空調料金等)
施設見学会概要(抽選)
日時
①2023年5月19日 1000/1330
②2023年5月20日 1000/1330(子供向け、1枠に子供3人まで)
・計4回実施。各回1時間半程度
参加者 各回定員25人まで(応募多数の場合抽選)
申し込み方法:末尾「参考リンク」から
参考:アクセスに「BRTでお越しの方」 新橋から17分表記
参考 旧有明体操競技場について
東京都の「有明体操競技場の計画の目的及び内容」によると、東京2020大会後、展示場として10年程度活用する予定であることが明記されている。
当初、仮設施設として建設する予定だったが、体操競技を行うために必要な広さ、天井高を確保して、観客席12000席を設置するには、法令上、恒久施設と同等に構造が必要となることから、建設費が膨れ上がり、大会後の活用を考えることになったというもの。
300〜400億の建設費+維持運用コストが必要ということで、東京2020大会前にかなりの議論になっていた。
また暫定的に10年間の利用とされているが、10年後の扱いは周辺の状況を見て対応が検討されるとなっている。暫定利用は10年で終了と明確になっていないようだ。
#1256 有明体操競技場「跡地」に1万平米級の新展示棟 大田区議がツイート - どらったら!!
感想・まとめ
2022年5月に「#1256 有明体操競技場跡地に1万㎡級の新展示棟」という大田区議会議員のツイートをもとにエントリを建てたが、新展示棟というのは「有明GYM-EX」のことで、新たな建物を建てるということではないようだ。
公式サイトの来場者動線の図面を見ると、ゆりかもめ側に10000㎡の展示場は建てられない。新施設はなしということのようだ。
施設見学会に応募した。当たるといいなあ。