統一地方選挙で実施された東京23特別区の区議会議員選挙。一般に与党会派となっている「自民」と「公明」の合計得票率について、前回2019年選挙と比較してみたところ、区議選が行われた21区すべてで減少していた。内訳は21区中15区では5%ポイント以上、2区では10%ポイントを超す減少で衝撃的な結果だった(2023/04/26)。
※葛飾区分を追加。2017年と2021年選挙の比較なので参考値(2023/10/17)。
調査概要
前回統一地方選挙の区議選(2019年)と今回の区議選で、有効投票に対する自民党と公明党候補の合計得票率の低下が中央区と江東区で大きかったので、23特別区について調べてみた。各区選挙管理委員会のHPの発表資料をまとめた。
結果
・2019年より自民党と公明党候補の得票率の合計が増加した区はなかった。
・区議選を実施した21区全てで自民党と公明党候補の得票率の合計は減少していた。
減少率 上位5位
千代田区 ▲17・9%ポイント(41・6%に低下)
中央区 ▲10・1%ポイント(39・4%に低下)
墨田区 ▲ 9・9%ポイント(50・0%に低下)
板橋区 ▲ 9・1%ポイント(46・5%に低下)
杉並区 ▲ 8・9%ポイント(30・0%に低下)=23区で最低
・・・
江戸川区 ▲ 2・9%ポイント(51・4%に低下)=23区で最高
23特別区の「自民」+「公明」の得票率変化
①2023年
②2019年
感想・まとめ
衝撃的な結果。
各区の選管HPを調べた。手計算した部分も多くあるので、
間違っている部分もあると思うが、大雑把な傾向は間違いないだろう。
・・・
異常な減り方なので何か構造的な変化がおきたのかも。
新型コロナの2年間が影響した?
なんだろう。