中央区の急激な人口増加と人口偏在に伴い、中央区に21ある投票区の区割り変更案が示されている。2023年12月25日まで意見を募集している。晴海地区を3分割し2つの新投票区が誕生(2増)する一方、京橋・銀座の4投票区を2投票区に統合する(2減)案(2023/12/07)。
区割り変更案についてパブリックコメント実施
期間 2023年12月4日〜25日まで
区割り変更案の背景
現在の投票区は21。1980年の豊海小学校開校に伴う投票区分割以降維持。
現在の投票区となった1983年の選挙人数
65277人
2023年4月統一地方選の選挙人数
135190人
2024年1月に晴海フラッグへの入居開始
選挙人数大幅増の見通し
東京駅前、銀座地区では減少中
→全体の投票区見直しを検討してきた
現状・課題=投票区ごとの選挙人数の偏在
選挙人数 最小投票区/最大投票区をみる
1983年 772人/ 6790人 (8・8倍)
2023年 212人/14627人 (69倍)
→選挙人数最小投票区と最大投票区の格差が著しく拡大。
選挙人数 1000人未満区数/1万人以上区数をみる
1983年 1/0
2023年 4/5
→1000人未満の投票区、1万人以上の投票区のいずれも増加
見直し案(丸カッコは投票所)
1️⃣現第21投票区(晴海区民館)を3つに分割。
・晴海1・2丁目→新第19投票区
・晴海3・4丁目→新第20投票区
・晴海5丁目 →新第21投票区
2️⃣第19投票区(月島第二小)のうち勝どき東の再開発地区を1️⃣の晴海3・4丁目に繰入
3️⃣第1投票区(京橋区民館)と第3投票区(京橋ブラザ)を統合
4️⃣第2投票区(泰明小)のうち銀座1〜4丁目を第3投票区(京橋プラザ)に統合
5️⃣第2投票区(泰明小)のうち銀座5〜8丁目を第4投票区(銀座中)に統合
晴海地区 全域+勝どき東再開発地区を3分割
投票所
新第19投票区 晴海区民館
新第20投票区 晴海特別出張所
新第21投票区 晴海西小・中学校
銀座地区・京橋地区
・現第1投票区〜第4投票区を2つの投票区に統合
感想・まとめ
選挙があったときに足を運ぶ投票所の区域割の変更の話。選挙区じゃなくて投票区ね。このエントリ書いているときに何回か間違えた。
偏りの拡大が与える影響がようわからん。選管の事務作業上の弊害が無視できないレベルになってきたということか?
晴海地区が広すぎるので分割するのは自然。格差を無くそうという方向性にも問題はないので、妥当な案だと思う。
スケジュールについての表記はないようだ。