エンジン排出ガス不正に揺れる日野自動車が小型の電気バス「日野ポンチョZEV」の発売凍結を発表した。日野ポンチョは江戸バスなど地域のコミュニティバスに多く使われていて、ポンチョZEVは電気自動車版。東京臨海部への導入が進みそうだと思ったのだが。影響が心配だ(2023/02/19)。
販売凍結の理由は説明なし
日野自動車株式会社(本社:東京都日野市、社長:小木曽聡、以下 日野)は、2021年6月に公表いたしました小型EVバス「日野ポンチョ Z EV」について、このたび、発売を凍結することを決定いたしました。お客様、ならびに関係者の皆様へは大変なご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません(日野自動車、2月16日)。
参考 2022年度「地域グリーン化事業」(国交省)
国土交通省による2022年度の「地域交通グリーン化事業」に晴海ライナー(日立自動車交通)の電気バス導入などが選ばれていた。晴海ライナーに電動バス1台、港区「ちぃバス」に1台、渋谷区「ハチ公バス」に1台導入する計画に対する補助で、電気バスに対する補助は車両本体価格の1/3、電気自動車用充電設備等の1/3となっている
導入には検討から1年半程度必要
いすゞBEVフルフラット路線バス 2024年度生産開始
日野ポンチョZEV 2022年度内発売予定
乗員 約30人
日野ポンチョZ EV 今年度内発売へ | MAGX NEWS
感想・まとめ
全国で走る電気自動車のうち、短距離・多頻度充電タイプのものは
・日野ポンチョEV
のいずれかがほとんど。
晴海ライナーに電動バス1台、港区「ちぃバス」に1台、渋谷区「ハチ公バス」に1台導入するという計画への影響が心配だが、晴海ライナーはポンチョZEVではないような気がするので、影響は少ないかも。
知らんけど。