東京駅八重洲口の3つの大規模再開発事業のうち、遅れ気味となっていた「八重洲二丁目中地区」の再開発組合設立がようやく認可され、事業着手段階に移行した、当初計画よりt建物の竣工は5年遅れとなり、7%ほど延面積が縮小されての事業着手となる。高さも15mほど低くなって226mとなる(2021/10/19)。
計画概要
施設規模 約388330㎡
階数高さ 地上43階、地下3階/高さ約226m
施設用途 事務所、店舗、劇場、居住・滞在施設(サービスアパートメント)、インターナショナルスクール、バスターミナル、駐車場など
総事業費 約3172億円
当初計画
階数高さ 地上46階、地下4階/高さ約240m
延べ面積 約418000㎡
インターナショナルスクール 約7700㎡
サービスアパートメント 約13000㎡
断面図
フロア構成(断面図より)
地下4階〜地下3階 駐車場
地下2階、地下1階 バルターミナル
地下1階〜地上3階 商業施設
3階〜9階 劇場
4階 インターナショナルスクール
3階〜10階 中層事務所
10階 高層事務所ロビー
11階〜38階 高層事務所
40階〜43階 サービスアパートメント
当初計画
劇場となっているぶぶんは「ステップガーデン」とされていた。
1階 オフィスロビー、商業、劇場入り口を配置
地下1階 バスターミナル、オフィスロビー、八重洲地下道
スケジュール(予定)
2021年10月18日 東京都が再開発組合認可
2021年10月25日 再開発組合設立
2022年度 権利変換計画認可
2024年度 工事着手
2028年度 建物竣工
参考:当初計画
2018年度 解体開始
2023年度 建物竣工
感想・まとめ
当初計画から5年遅れの竣工スケジュールが示された「八重洲二丁目中地区」市街地再開発事業。UR都市機構から示されていた八重洲バスターミナル計画では中地区を含めた全体開業が2028年となっていたので、建物の竣工に合わせて開業という日程に変更はないようだ。
やはり気になるのは八重洲口のバスターミナル計画への東京BRTの絡みかな。