東京駅八重洲口前の「東京ミッドタウン八重洲」が2022年8月31日に竣工したことが告知された。竣工式は8月22日に実施されている。先行開業は9月17日、グランドオープンは2023年3月10日となる。
このほど地下1〜3階に入る全57店舗が確定した。東京ミッドタウンとしては「東京ミッドタウン(港区赤坂)」「東京ミッドタウン日比谷(千代田区有楽町)」に続く3番目の開業。2028年には京橋駅と接続予定(2022/09/15)。
東京ミッドタウン八重洲に入居する57店舗確定
・商業ゾーンはセントラルタワー地下1階〜地上3階の4フロア
・地下1階は9月17日(13店舗)、1〜3階は2023年3月10日オープン
・初出店6、東京初出店11、商業施設初出店21、新業態9
具体的な店舗名はこちら
ファミマ!!、セブンーイレブンの他、スタバ、ANKER STOREなんかも入る。
東京をホームタウンとするTOKYO UNITEプロジェクトも初出店。
ヤエスパブリック:コンテナモチーフの小店舗群(11店舗)
個人店舗、路面店、予約困難店に声をかけて店舗展開した
立ち飲みスポット「ALLSTAND」
ALLSTAND 物販・休憩エリア「イチジテイシ」
イチジテイシ=三井不動産
八重洲のロジウラ=三井不動産
※超人気イタリアン「ta.bacco」、「かき氷コレクション・バトン」、会員制レストラン「SPEAKEASY TOKYO」ほか
参考 東京ミッドタウン八重洲
・八重洲セントラルタワーと八重洲セントラルスクエアの2棟で構成
・施設内平面駐車場に約60台のEV充電器設置
・東京ミッドタウンは、都心部における複合用途型まちづくりのブランド名称
・施設コンセプトは「ジャパン・プレゼンテーション.フィールド」〜日本の夢が集う街、世界の夢に育つ街〜
・日本と世界から人、情報、コト、モノが集まり、交わり、新たな価値を生み出して世界へ発信していくまちづくりを目指す
参考 八重洲セントラルタワー
階数・高さ 地上45階 地下4階 塔屋2階/約240m
敷地面積 12390㎡
延床面積 283900㎡
主要用途 事務所、店舗、ホテル、小学校、バスターミナル、駐車場等
着工 2018年12月
竣工式 2022年8月22日
竣工 2022年8月31日
先行開業 9月17日(地下商業施設、バスターミナル)
グランドオープン 2023年3月10日(NEW)
・40〜45階 ブルガリホテル東京(世界で10軒目、国内初)
98室
延床面積 19000㎡
バー、イタリアンレストラン、チョコレートブティック、ボールルーム、チャペル、1500㎡のスパ+フィットネスジム、25mプールあり
開業時期 2023年4月
・7階〜38階 オフィス(基準階専有面積1200坪)
三井のテナント向け会員制サービス
7階 会議室 2023年2月オープン予定
24階 ラウンジ 2023年2月オープン予定
24階 フィットネスジム 2023年4月オープン予定
7階 シェアオフィス 2023年春オープン予定
入居企業
・4・5階 ビジネス交流施設「イノベーションフィールド八重洲」
4階
東京大学都心サテライト拠点 2022年10月開設予定
テンポラリーオフィス/貸し会議室
開業時期2023年3月(予定)
5階
屋上テラス/イベントスペース/スタジオ/交流ラウンジ
・1〜4階 中央区立城東小学校 2022年9月1日開校(済)
・全校生徒 168名(新1年生32人)
・地下1階〜地上3階 商業施設 八重洲地下街と地下1・2階で接続
・地下2階 バスターミナル(国内最大規模、隣接する東、中地区と合わせ20バース)
八重洲セントラスルクエア
階数・高さ 地上7階 地下2階 塔屋1階/約41m
敷地面積 1043㎡
延床面積 5850㎡
主要用途 事務所、店舗、子育て支援施設、駐輪場、駐車場、住宅(!)等
・2・3階 子育て支援施設「昭和こども園(仮称)」
2023年4月1日開園予定
感想・まとめ
詳細情報の更新。やはり気になる商業施設。ヤエスパブリックの立ち飲みばかり集めたコーナーは混雑しそう。地方から来た人は基本的に東京駅を経由する。そういう意味で、他の再開発ビルと合わせて日本の玄関口としての役割が期待される。
あとは東京BRTの早期乗り入れ。これが実現してはじめて「都心と臨海地域を結ぶ東京BRT」の実現となる。