都営バスの経常収支の推移を調べてみたら、2020年度は100億円近い赤字となっていた。好調だった2017、18年度が10億近い黒字だったがその10年分に当たる黒字が1年で消えた。新型コロナ流行に伴う乗車料収入の減少が大きく響いたそうだ(2021/09/21)。
(東京都)=深川営業所路線図
都営バス 経常損益の推移
2015年度 7・4億円(赤字)
2016年度 0・5億円(赤字)
2017年度 8・2億円
2018年度 9・7億円
2019年度17・4億円(赤字)
2020年度95・4億円(赤字)=速報値
感想・まとめ
新型コロナの影響が目に見えた形になっている。
わずか1年で95億円の赤字。経営が順調だった2017、18年の単年度黒字の10年分にあたる。
オリンピック輸送対策の増便期間も終えたし、今後はかなりの減便を覚悟しなければならないのかも。