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東京都中央区、江東区の臨海部を中心としたメモ。独自の情報を除いては、報道ベースではなく、発表主体の情報をベースに書くことを基本にしています。最近はゲリラ的な花火大会情報も提供。

#787 JR東日本が通勤定期所持者に特別サービス展開へ 2021年6月予定

JR東日本が通勤定期所持者に対するさまざまなサービスを試験的にスタートする。開始は2021年6月の予定。詳しい内容は明らかになっておらず、今のところ骨格だけが明らかになっている(2021/03/03)。

通勤定期券所持者へのトライアルサービス概要

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JR東日本

開始予定 2021年6月

対象 通勤定期券を持っている人

サービス内容 サブスクリプションサービス/割引サービス

・コーヒー/駅そば

  上野駅秋葉原駅八王子駅 (おそらく割引)

・シェアオフィス

  全てのステーションブース (おそらくサブスクリプションサービス)

 参考:将来の対象サービスの拡大

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JR東日本

将来的には、次のようなサービス展開が想定されているように見える。

(割引サービス?)

・ホテル/指定席等/フィットネスクラブ/コインロッカー/レンタカー・レンタサイクル/スーパー?

参考:Beyond Station構想

グループの経営ビジョンに基づく構想。

駅について「交通拠点」という役割を超えてヒト・モノ・コトがつながる「暮らしのプラットフォーム」に転換する、というもの。

通勤定期所持者へのトライアルサービスはその一環。

感想・まとめ

これは、通勤定期利用客の囲い込みといえるだろう。

JR東日本は新型コロナで減った利用者が、将来的にコロナ前の85%までしか戻らないという見通しを示している。鉄道利用人口が減っていく中ではBeyond Station構想のような考え方は、遅かれ早かれ必要になる必須の変革といえそう。

新型コロナで大ダメージを受けているとはいえ、JR東日本の底力、大きな期待を持って見守りたい。

参考

JR東日本「Beyond Station構想」の推進について(JR東日本)