バリアフリー設備整備のため、JR東日本が「東京の電車特定区間」内の利用について、普通旅客運賃に対する料金加算を国土交通省に申請した。「鉄道駅バリアフリー料金制度」を利用したもので、大人の場合10円が加算される。2036年度までの13年間。延長が予定されていて恒久的な加算運賃となりそう(2022/04/05)。
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東京の電車特定区間(下図)のみを利用する場合に適用される。
- 運賃変更の概要
- 参考:バリアフリー整備方針
- 参考:徴収計画
- 参考 バリアフリー対応・徴収計画 (2021年4月〜26年3月)
- 参考 バリアフリー対応・徴収計画 (2026年4月〜36年3月)
- 感想・まとめ
- 参考
運賃変更の概要
東京の電車特定区間のみを利用する場合に、以下の運賃が加算される
普通旅客運賃(大人) きっぷ、ICとも 10円
定期旅客運賃(通勤) 1ヶ月 280円/3ヶ月 790円/6ヶ月 1420円
※新幹線利用も含む
収受開始時期 2023年3月ごろ
収受料金 バリアフリー施設の整備に充当する
参考:鉄道駅バリアフリー料金制度
「鉄道駅のバリアフリー化により受益する全ての利用者に薄く広く負担を頂く制度」
軌道法施行規則第21条第2項第4号に規定する料金及び鉄道事業法施行規則第34条第1項第4号に規定する料金の取扱いについて(国土交通省)
参考 2031年度末までのホームドア整備対象
参考:バリアフリー整備方針
ホームドアの整備加速
・2022年度 7駅14番線で整備予定
京浜東北線 日暮里駅
ホームドア以外の施設整備
参考:徴収計画
年間徴収額 230億円
徴収期間 13年間(2023年3月〜2036年3月)、36年後以降も継続予定
総徴収額 2990億円
総整備費 約5900億円
参考 バリアフリー対応・徴収計画 (2021年4月〜26年3月)
参考 バリアフリー対応・徴収計画 (2026年4月〜36年3月)
感想・まとめ
運賃値上げじゃなくて、運賃以外で10円加算ね。
メモメモ。