地元企業の協賛によりお台場地区と青海地区で巡回運行が続けられてきた無料シャトルバス「東京ベイシャトル」が2021年3月31日で運行を終了する(2021/03/03)。
東京ベイシャトル概要
(日の丸リムジン)
・2000年4月 運行開始
年中無休 約20分間隔で運行 1130−1900
1周40分、2台で運行か
・2021年3月末 運行終了
参考:運行ダイヤ
(日の丸リムジン)
運行終了の理由
①利用者が減少傾向にあった
②2020年度に入り新型コロナウイルス感染拡大で利用者がさらに落ち込んだ
参考:協賛企業
グランドニッコー東京 台場
ヒルトン東京お台場
(日の丸リムジン)
感想・まとめ
地元企業が資金を拠出して無料で運行していたわけだけど、インバウンドが途絶えて運行する意味がよくわからなくなってしまった感じがする。使う人も減ってしまっては維持できないというのも仕方がないのだろう。
・・・
このエリアには港区が運行する台場シャトルバス(お台場レインボーバス)も走っていて年間乗車回数は約90万人。2019年は約5000万円を港区から支出している。支出は増える見通し(運行事業者への補助金の増額)。
もう一つ、港区が運行しているコミュニティバス「ちぃばす」は4・3億円。こちらは新型コロナの影響で利用者が6割減っているそうだ。「持続可能」をキーワードに路線変更、運行頻度、料金体系の変更も示唆されている。
・・・
公共交通には厳しい状況が続く。民営だとなおさら。