日本初の都市型「道の駅」として整備が進む「豊洲MiCHiの駅」の詳細が判明。メブクス豊洲のホテル、オフィス1階部分全域が「豊洲MiCHiの駅」になることが明確になったほか、水平多層型の施設構成や、交通機能の配置などが示された。環状2号線上の東京BRT(幹線ルート)も施設の一部になるようだ(2020/08/01)。
(清水建設)
「豊洲MiCHiの駅」詳細
(清水建設)
ii デジタルツインを示す
C 清水建設の豊洲に対する思い(Cordial Contribution/Collaboration/Coodination)
MiCHi 「道×未知=美地」
機能
・拠点とネットワーク
歩行者/自転車を含む多様な地域ネットワーク形成
・交通結節機能
鉄道、バス、タクシーなどの公共交通/バーソナルモビリティ・シェアサイクル
・憩い・休憩機能
東京BRT/空港直結バス利用者のための待合
地域と連携した社会参画、交流、賑わいの場
・情報発信機能
観光、実証実験、災害対応
地域と連携したデジタルサイネージ
・災害時対応機能
帰宅困難者スペース、防災備蓄倉庫、災害情報提供ほか
賃貸オフィス棟、ホテル棟の1階部分全体が道の駅に(水平多層型)
(清水建設)
1階 自動車交通の円滑化
(清水建設)=一部加筆、修整
上図からホテル棟、オフィス棟の1階部分は全体が道の駅となることが判明。2階部分のかなりの面積も道の駅となるようだ。
各機能の配置は
A:駐車場 100台規模(施設利用者用)
駐輪場 60台規模(施設利用者用)
B:駐車場 170台規模(施設利用者用)
駐輪場 80台規模(施設利用者用)
タクシー乗り場
C:ゆりかもめ「市場前」駅
D:交通広場
東京BRT(晴海・豊洲ルート)
空港直結高速バス
E:待合施設・にぎわい
F:東京BRT(幹線ルート)
G:シェアサイクル 25台
2階 歩行者移動の円滑化と賑わい創出
(清水建設)=一部修整
※1階部分と2階部分が5基のエレベーターで結ばれるようだ。2階店舗は5箇所。
施設範囲
(清水建設)=左がオフィス棟、右がホテル棟。
・ゆりかもめ「市場前」駅から豊洲ぐるり公園・晴海運河に至る歩行者空間
・交通広場+その上を覆う約1700平方メートルのオープンスペース
参考:以前のイメージ(2019年7月)
(清水建設)
以前は1階部分はバスターミナル+タクシー乗り場だったから、随分「進化」した感じ。2階部分に至っては単なる連絡通路だったな。
参考:導入予定の移動店舗サービス(Mellow)について
すでに「豊洲市場oishiiマルシェ」などでフードトラックを使った事業を展開している「Mellow」は「豊洲MiCHiの駅」にも加わるようだ。
感想・まとめ
後になって気づいたが、メブクス豊洲の1階部分全体が道の駅になるようだ。これはびっくり!
道の駅としては、環状2号線側から直接アクセスできないのは少々不便かも。
んー、個人的な利用は、どうだろう。ランニングの際に立ち寄るかどうかぐらいかなあ。
オープンスペースでのイベントには期待したい、