首都高速都心環状線の地下化事業の環境アセスメント評価書案が公表され、この中で事業概要が公表された。工事期間20年(2019/06/05)。
日本橋上空から首都高が消えるイメージも公表。
(東京都)
舟運を生かすなら必須だが・・・
事業概要
目的
開通から50年が経過、過酷な使用状況にあり、損傷が多数発生。長期的安全性確保のため更新が必要になっている。
日本橋川周辺で都市再生プロジェクトが進み、この機会を捉えて地下化に取り組む。
(東京都)
・国際金融拠点にふさわしい都市景観
・歴史や文化を踏まえた日本橋の顔づくり
事業内容
(東京都)
延長 約1・8キロ
起点 千代田区大手町2
地下式 約1・2キロ
嵩上式 約0・2キロ
地表式 約0・4キロ
施工計画と計画交通量
作業工程
(東京都)
・トンネル 5〜14年目
・高架 1〜4、10〜20年目
・擁壁 7〜12年目
・換気所 9〜12年目
ネットワークの変化
計画交通量(外回り)
(東京都)
・最大渋滞長(神田橋JCT~江戸橋JCT間) 約3キロ→約1・5キロ
・江戸橋JCT→京橋JCTのルートがなくなるため、八重洲線に転換。八重洲線の交通量3倍に。
計画交通量(内回り)
(東京都)
※八重洲線の重要度が大きく増すことがよくわかる図。
景観
①竜閑さくら橋
(東京都)
②新常盤橋交差点
(東京都)
③中央通り
(東京都)
④日本橋川
(東京都)
埋蔵文化財
(東京都)
ルート上にもけっこうあるね。
感想・まとめ
アセスに3年かかるとすると、2023年に着工して2042年の完成。
日本橋の舟運のことを考えると撤去は望ましい。
東京高速道路(KK線)の課題が残るが、どうなるんだろうね。
参考