東京臨海部での自動運転実証実験参加者決定。感想などはなし(2019/06/05)。
実証実験の概要
一般道の信号情報や高速道路の合流支援情報などの交通インフラを使った「協調領域」(=産官学共同で取り組むべき課題)における自動運転技術の検証がテーマ。一般道では交通環境が複雑で車両搭載のセンサーなどだけでは自動運転は困難で、高速道路でも合流部などでは自動運転の継続が困難。これらの課題を解決する観点から公道の実交通環境下で技術検証を行う(=dorattara!)
実証実験参加団体 28機関
大学(5):金沢大、埼玉工業大、中部大、名古屋大、名城大
自動車(11):スズキ、SUBARU、ダイハツ、トヨタ、日産、BMW、VW、ホンダ、マツダ、ミ三菱自、メルセデスベンツ
その他:SBドライブほか
参加車両 100台程度
実証実験の期間
2019年度〜2022年度
前期 2019年度〜2020年度
後期 2021年度〜2022年度
前期実験は準備が整い次第、2019年10月以降開始予定
実施エリアと検証内容
①臨海副都心地域
・交差点があり歩行者などが往来する混在交通かでの移動サービス、オーナーカーによる自動運転実証
・信号情報配信による交差点走行支援
・高精度3D地図情報に基づく走行
・インフラ協調型自動運転の道路交通に対する影響調査
・自動運転の実現に必要な交通インフラの配置に関する検証
②羽田空港地域
・バス、少人数輸送車などのインフラ協調型自動運転制御による無人移動サービス実証
・自動運転技術を活用したアクセシビリティと快適性実現
・PTPSによるバスの速達、定時運行支援
・信号情報配信による交差点走行支援
・自動運転の実現に必要な交通インフラの配置に関する検証
③羽田空港と臨海副都心などを結ぶ首都高(一般道含む)
・一般道から自動車専用道への合流、出口から一般道への分流を想定
・自動車専用道での路車連携による合流支援、ETCゲートに関する情報提供などの走行支援
・自動車専用道での車線別道路交通情報配信
・高精度3D地図情報に基づく走行
参考