晴海選手村エリアに設けられるマルチモビリティステーションの計画概要が判明した。東京BRT向けに4バースが用意される計画(2019/02)。
(HARUMI FLAG)
マルチモビリティステーション(交通広場)概要
名称 晴海交通広場
面積 合計約7500㎡
(東京都)
・長辺 約150メートル/短辺 約60メートル
機能
①BRT
停車施設 4バース
待機スペース 3バース
②路線バス
停車施設 2バース
待機スペース 2バース
③その他
コミュニティサイクル
公衆トイレ
広場状空地
④検討中
カーシェアリング導入
船着場整備
都営バスルート案
(中の人作成)
①A案・・・マルチモビリティステーション行きと客船ターミナル行きを別系統にする
②B案・・・マルチモビリティステーション行きと客船ターミナル行きを同系統にする
※商業施設前にバス停が設置される(ただし、上り方面)。
晴海客船ターミナルの都営バス折返場
まち開き以降も、当面(客船ターミナルがある間)は活用
設備
乗車停留施設 3バース
降車停留施設 2バース
待機スペース 15バース
ほか
マルチモビリティステーションの整備スケジュール
2019年度前半・・・都市計画手続き
2019年度後半・・・都市計画決定
2020年度前半(東京2020大会前)・・・事業認可
2020年度後半(東京2020大会後)・・・施設整備
2022年度以降・・・供用開始
感想・まとめ
東京BRT向けに4バースも用意されたのは、将来の運行拡張を見据えたものだろう。過去のエントリを見る限り、1バースあたり20便/時程度は運行可能。本格運行後の需要次第だが、選手村エリアの増便については必要なら最優先で行われるだろう。
あとBRT停留施設とバス停の位置をずらしたのもポイント。同じ場所にすると団子運転が生じ、時間当たりの輸送力が落ちそうなため。
晴海フラッグ
中央区が要望している晴海客船ターミナルから月島駅を経由し、東京駅方面に至るバス路線開設への期待を踏まると、東京駅方面が勤務地の場合はバス停近く、新橋付近乗り換えの場合はBRT停留施設近くという考え方も可能かな。
(dorattara!)=再掲
参考
「 1バースあたり20便/時程度は運行可能」