中央区2021年度9月補正予算の概要が公表された。教育施設整備に特別区債90億円追加計上する内容で、すでに確保していた教育施設用地約3ヘクタールを東京都から購入する。予定されていた行為。目新しい部分は晴海四丁目複合施設の隣接地が小学校用地となることが明確になったこと、小学校の仮称が晴海東小学校となることが明らかになったことか(2021/09/07)。
※校舎の形状などはイメージです。運河側に校庭を配置するぐらいの予想はしています。
- 4−2 晴海東小学校(NEW)
- 参考:公表された施設整備一覧(2021年版)=再掲
- 1 晴海埠頭公園
- 2 マルチモビリティステーション(晴海五丁目)
- 3 ほっとプラザはるみリニューアル
- 4−1 晴海西小学校・中学校
- 4−2 晴海東小学校(NEW)
- 5 東京晴海水素ステーション
- 6 (仮称)晴海三丁目計画
- 7 晴海客船ターミナル
- 8 晴海緑道公園
- 9 HARUMI FLAG
- 10 晴海四丁目施設
- 11 BRTターミナル
- 12 その他 人道橋(勝どき東地区)
- 感想・まとめ
- 参考
4−2 晴海東小学校(NEW)
事業者 不明
主要用途 学校
敷地面積 14598・6㎡の一部
規模 不明
工期 不明
開校 不明
※敷地面積 14600㎡のうち、複合施設の敷地面積は約6700㎡で残った部分の約8000㎡が小学校用地とすると中央区では広い部類に入る。イメージを冒頭に示した。
小学校・幼稚園の敷地面積(中央区)
広い順に
①佃島 6800㎡
②豊海 6319㎡
③京橋築地 6308㎡
狭い方は
3500㎡未満 城東、久松、阪本
〜4000㎡未満 月島
〜4500㎡未満 泰明、常盤、日本橋
参考:公表された施設整備一覧(2021年版)=再掲
1 晴海埠頭公園
2021年版 軽飲食施設導入見込みが記載された
事業者 東京都港湾局
計画区域 3・5ヘクタール
工期 2021年度〜 追加工事
開園 未定(追加工事後)
主な施設
多目的広場、憩いの広場、遊びの広場 休憩所 展望テラス、池、噴水、便所
民間事業者と連携した軽飲食施設を導入予定
2 マルチモビリティステーション(晴海五丁目)
2021年版は船着場が盛り込まれた
事業者 東京都都市整備局
主要用途 交通広場
敷地面積 約9000㎡
工期 2021年度〜23年度
供用開始 2023年度
主な機能
BRT停車施設、路線バス停車施設、コミュニティサイクル、公衆トイレ、広場、船着場
3 ほっとプラザはるみリニューアル
2021年版 工期は23年9月まで
事業者 中央区
大規模改修工事 2021年11月〜23年9月主な機能 集会室、学習スペース、運動スタジオ、キッズスペース
4−1 晴海西小学校・中学校
2021年版 開校は2024年度見込み
事業者 中央区
主要用途 学校
敷地面積 16796.5㎡
規模 地上5階 地下1階 高さ約23m
工期 2022年4月〜24年3月(24ヶ月)
開校 2024年度
教室数 小学校最大30クラス/中学校最大15クラス
4−2 晴海東小学校(NEW)
事業者 不明
主要用途 学校
敷地面積 14598・6㎡の一部
規模 不明
工期 不明
開校 不明
5 東京晴海水素ステーション
2021年版 会社が変わった?
事業者 エネオス
敷地面積 4900㎡
6 (仮称)晴海三丁目計画
2021年版 みずほ銀行が参画
主要用途 事業所、ホテル、店舗、駐車場等
7 晴海客船ターミナル
2021年版 解体後暫定施設で運用
事業者 東京都港湾局
今後の予定 大会終了後、既存の晴海客船ターミナルは解体し、代替となる客船受け入れ施設を整備予定、代替施設は東京国際クルーズターミナルの第2バース供用後に廃止予定
8 晴海緑道公園
2021年度 東京2020大会延期の影響受ける
事業者 東京都港湾局
計画区域 3・6ヘクタール
工期 2021年度〜追加工事
開業 未定 追加工事後
主な施設 展望広場、散策路
9 HARUMI FLAG
2021年版
事業者 特定建築者
10 晴海四丁目施設
2021年版 開設が1年程度先送りか
事業者 中央区
主要用途 認定こども園、図書館、庁舎
敷地面積 約6700㎡
工期 2022年4月〜24年3月
開設 2024年度
庁舎機能 特別出張所、保健センター、おとしより相談センター
11 BRTターミナル
2021年版
事業者 東京都都市整備局
プレ運行1次 2020年10月
プレ運行2次 東京2020大会後
本格運行 環状2号線本線トンネル開通後
12 その他 人道橋(勝どき東地区)
2021年版
事業者 勝どき東地区再開発組合
供用開始 2023年9月
感想・まとめ
中央区では月島第三小学校の教室不足が確定し、対策としてこんな案が真剣に検討されている。
①晴海3、4、5丁目の通学地域を2023年度1年に限り改め、この地区の新1年生は佃島小学校を指定校とする
②小学校3年生以上の1学級当たりの人数を現行の40人に留め置く。
・いずれも当該地区は2024年度に晴海西小学校の通学地域に変更する。
#841 晴海3〜5丁目の新1年生の指定校が佃島小になるかも 2023年度限定 - dorattara! Season4
今回示された晴海東小学校(仮称)が2023年度までに間に合うはずもない。
晴海東小の整備で状況がどう変わるのかを示してほしい。
参考