首都高速の日本橋区間地下化について、中央区は2018年秋の時点では最短2032年前後を想定していたようだ。思っていたよりもずっと早い(2019/01/28)。
(グーグルアース)
概算事業費
(国土交通省)
内訳(単位:億円)
・首都高 コスト縮減など 約400
・民間プロジェクト 約400
・地方自治体 交付金対象の関連公共事業+公共用地活用 約400
中央区負担分 約80(区の公共用地価値)*1
→負担増額の可能性あり。一般会計からは支出しない方向。
・国、地方自治体の出資金制度(償還時期見直し) 約1000
・首都高大規模更新事業費の一部 約1000
合計 3200
首都高地下化に関する中央区の考えに変化
当初 外郭環状線の整備などを合わせ、首都高は撤去すべきという考え
2015年ごろ 国・東京都との検討で、外環が整備されても首都高の交通量は5%程度しか減らないことが判明。地下化やむなし、地下化をどうするかというスタンスで検討
今後のスケジュール(最速の場合を想定)
2019年から約1年 「別線ルート」検討ほか
2020年 東京2020大会
2032年 完成*2
感想・まとめ
その後の冬の検討会では「地下化」にはかなりの障害があることが明らかになっている。
最速2032年という想定は変化する可能性がある。山積する課題をどうクリアしていくのか。あと1年ほどかけて検討されるようなので、行方に注目したい。
参考