大規模な市街地再開発計画が相次ぐ品川駅周辺の「品川駅周辺街区地区」の計画が都市計画手続き入りした。2025年度から約12年かけて高さ150mのオフィス棟2棟を含む計3つの街区を整備。計画の最大のポイントはビルなどの施設群ではなく、北口の駅前広場や東西・南北歩行者動線の強化などを通して品川駅周辺が一体化することだろう。節目としてメモ(2023/08/31)。
品川駅周辺の大規模再開発が都市計画手続き入り
品川駅周辺の大規模再開発「品川駅周辺街区地区」が都市計画手続き入りした(下図右側の赤い部分)。
平面イメージ
断面イメージ
計画概要
1️⃣えきとまちをつなぐ一体的な都市基盤整備
地下鉄新駅・歩行者動線ほか
2️⃣国際交流拠点にふさわしい都市機能の導入
情報発信施設ほか
3️⃣防災機能強化と扇動的な環境都市づくり
帰宅困難者支援機能ほか
街区は高層ビルがひしめく「北街区」「南街区(南-a)」とそれ以外の「南街区(南-b)」にわかれる。
工期 2025年度〜2036年度
2025年度〜2030年度 「北街区」
2025年度〜2036年度 「南街区(南-a)」
2030年度〜2032年度 「南街区(南-b)」
景観
北街区、南街区(南ーa)
北口歩行者広場
中央屋上広場(南ーb)
参考 品川北周辺地区との歩行者ネットワーク整備イメージ
東西・南北方向の歩行者ネットワークを強化
・国道上空のデッキ整備におり歩行者ネットを拡充する
・中央自由通路の混雑、国道沿いの歩行者空間不足、国道横断歩道の混雑解消
→国道上空デッキの整備協力、中央自由通路の延伸と南北自由通路整備、北口歩行者広場、南北連絡通路、南北貫通通路の整備。
感想・まとめ
この計画は内容が多すぎるので何を書いていいのか困る。
冒頭にも書いたように計画の最大のポイントは品川駅周辺が歩行者ネットワークの強化などを通じて一体化することだろう。人の流れが大きく変わりそうで期待は高い。
また中央区豊海町先の環状3号線開通後は、東京BRTの品川駅乗り入れも可能性としてはあるだろう。
周辺でも特大の開発進む
高輪ゲートウェイ駅が絡む「品川開発プロジェクト」(品川駅北周辺地区)はお隣の計画。
もう、わけわからない。