プロバスケットボールBリーグの強豪「アルバルク東京」のホームアリーナとなる「TOYOTA A-ARENA(仮称)」の起工式が2023年7月19日に行われた。竣工は2025年6月、開業は2025年秋の予定。トヨタ、トヨタ不動産、アルバルク東京の3社による合同プロジェクトとなる。特設サイトに「新設アリーナで何がしたいのか」が紹介されていたので、取り上げておいた(2023/07/19)
起工式を実施(7月19日)
2023年7月19日 起工式
2025年6月 竣工(予定)
2025年秋 開業(予定)
施設概要
特設サイトより(こんなことを考えています)
スポーツ
バスケ(Bリーグ、Wリーグ)、車椅子バスケ、NBA、
・初めてのスポーツ体験教室(なかなか体験できないスポーツの1回目)
・スポーツテックスタジオ(スポーツの巨大な実験場に)
・アスリートに可能性を学ぶ寺子屋
・バイオメトリックビューイング(観戦にデジタルテクノロジーを活用)
・可能性シート(コートサイド席を子供達に提供)
・可能性拡張フード(個人個人に最適化したフードプログラム提供)
・モータースポーツ仮装体験(4DX,ARレンズ)
モビリティ
・スポーツ応援シャトル(アリーナへの移動をエキサイティングな体験に)
・モビリティ海鮮市場(朝とれの鮮魚をモビリティでアリーナに直送)
・誰でもアリーナ(あらゆる人にアクセスしやすい環境づくり)
サステイナビリティ
・動くスポーツ健康ステーション(モビリティをスポーツ健康ステーションにカスタム)
・食材レスキューメニュー(近隣で売れ残りそうな食材を使ったフード提供)
・海洋ブラ使用・アルバルク東京グッズ(ファンや地域と協力して青海に漂う海洋プラスチックを回収し、それを使ったファングッズを制作。その資金でさらに青海の海を青い海にする)
イメージ(特設サイトより)
感想・まとめ
着々。
再掲 東京BRTには朗報か
Bリーグの規定では、年間60試合のうちのホームゲーム30試合は、その8割(24試合)がホームアリーナで行わなければならない。2021−22シーズンは平均1962人だが、川崎市とどろきアリーナや沖縄アリーナなど大きなハコに限れば4000人前後の人を集めている。
新橋・虎ノ門や(将来的に)東京駅への直通ルートを持つ公共交通機関は東京BRTだけなので利用者の集中が期待できるし、臨時便の増便をしないと対応できないと思う。A–アリーナの建設は東京BRTにとっては朗報だろう。
有明アリーナの惨状などを見ても、輸送力増強は必須だろうけれども。