東京モノレールが2024年3月の値上げを申請した。新型コロナによる利用者減少と、影響の恒久化を理由としている。浜松町から終点羽田空港は20円値上げで520円となる。
運賃改定率は全体で10・8%。実施運賃(原稿運賃)からの改定率は通勤定期が25・2%に及ぶ(2023/03/17)。
運賃改定の概要
申請理由 現状の運賃水準では中長期的な事業運営が困難。適正水準に見直す
1 新型コロナ流行による利用客の減少
2018年度 4991万人
2021年度 2528万人
2022年度 2018年度の7割弱
2 動力費、材料費の高騰
3 利便性向上に向けた投資が必要
申請内容
申請日 2023年3月17日
改訂予定日 2024年3月
値上げの内容
・普通旅客運賃は区間にもよるが20〜40円の値上げとなる。
浜松町〜羽田空港間の全線17・8キロは500円から520円(+20円)
・通勤定期料金は浜松町〜羽田空港間の1ヶ月で11280円から14600円となり、3320円の値上げ。
感想・まとめ
こういう申請は普通は通るので、確定的と見ていいだろうね。
東京モノレールの新型コロナの影響は、鉄道や地下鉄に比べて相当深刻なのね。
2022年度で3割マイナス。2023年度、順調に回復するよう願う。