東京BRTが2022年4月1日にダイヤ改正を実施する。2021年6月以来の改正で、最大のポイントは「勝どき〜新橋」の区間便新設。平日1日8便が運行される。乗客の多い勝どきBRT〜新橋間の輸送力を高める狙いで、晴海BRTターミナル発便は減便となる(2022/03/17)。
ダイヤ改正の概要
改正日 2022年4月1日
全体の便数
平日上り 75便→77便 (2便増)
平日下り 75便→77便 (2便増)
土休日上り 63便→58便 (5便減)
土休日下り 63便→58便 (5便減)
連節バスの虎ノ門ターミナル乗り入れ拡大
平日 52便→63便 (11便増)
土休日 45便→56便 (11便増)
運行便数・区間の見直し 勝どきBRT〜新橋区間便新設
平日 0740〜0940の新橋方面(勝どきBRT)
11便→13便(2便増)
東京BRTでは2022年4月1日(金)にダイヤ改正を実施いたします🚌
— TOKYO BRT【公式】 (@TOKYO_BRT) 2022年3月17日
連節バスの虎ノ門ヒルズ乗入を拡大するほか、新橋⇔勝どき間の区間運行便を新設し、運行区間の見直しを行います
詳細はHPをご覧くださいhttps://t.co/LTXiDA1fhN pic.twitter.com/wD9Ffz8jPq
改正前/改正後の便数比較をしてみた
①晴海BRTターミナル
平日 75便→69便(−6便)
土休日63便→58便(−5便)
※平日の勝どきBRT〜新橋の区間便新設に伴い、平日朝8時、9時台や夕方18時、19時台が減便となる。
②虎ノ門ヒルズ
平日 52便→63便(+11便)
土休日45便→56便(+11便)
③勝どき〜新橋区間便(平日のみ)
平日上り(勝どき→新橋)=8便/日
6時台 4便/18・19時台 2便
平日下り(新橋→勝どき)=8便/日
7・8時台 2便/18時台 3便/19時台 1便
④勝どきBRT通過便または始発便の数
新橋方面 75便→77便 (2便増)
晴海方面 75便→69便 (6便減)
感想・まとめ
勝どき〜新橋区間便が増えたといっても、晴海BRTターミナル発の便が減っているので、勝どきBRT停車便は微増にとどまる。
厳しい利用状況の中、限られた車両数でできることとして、乗客の少ない晴海ターミナル発便を減らし、乗客の多い勝どき〜新橋に輸送力を振り向けたというのは当然だろう。プレ運行2次のスタートまでの繋ぎだろうか。
平日の新橋発1817、1833、1849、1903の4便は晴海BRTターミナルまで行かずに勝どきBRT止まりとなるので注意が必要。