東京都交通局が2022年春の都営バスのダイヤ改正を発表した。東16系統(東京駅八重洲口〜東京ビッグサイト)について、東京駅発の平日下り最終便の繰り上げ・減便が実施される。全体としては平日1日1便の減便に留まった。改正日は4月4日(2022/03/17)。
東16系統 改正ダイヤと現行ダイヤの比較
ダイヤ改正 2022年4月4日
東京駅八重洲口→東京ビッグサイト
※平日22時台は廃止が2209、2238、新設が2200。最終バスが38分間の繰り上げとなる。
東京ビッグサイト→東京駅八重洲口
※1時間毎の運行本数に変更なし
有明二丁目→東京駅八重洲口
※1時間毎の運行本数に変更なし
参考 東16系統の収支は全129路線中122位
122位 東16 東京駅八重洲口〜東京ビッグサイト 1億9003・3万円(赤字)
#1133 都05は収支最下位 東16、錦13、業10とあわせて年間10億の赤字 都営交通経営レポートより - どらったら!!
感想・まとめ
東16系統は1系統で年間1億9000万円の赤字を出しているので、今回のダイヤ改正では大幅減便とならなかったのは朗報だろう。東京臨海部の路線は総じて厳しい。他の路線のダイヤ改正があるのかどうか。
東16系統の午後10時以降発の削減があったが都営バスは深夜系統でも運行回数の減少が目立った。午後10時以降の運行には深夜割増賃金が発生するので、少しでも人件費を削ろうということだろうか。