東京オリンピック陸上の女子100メートルハードルで、中央区出身の寺田明日香選手が2000年シドニー大会の金沢イボンヌさん以来の準決勝に進出し、今日(2021/08/01)行われたレースで快走した。決勝には惜しくも届かなかったけど健闘を心から讃えたい(2021/08/01)。
準決勝終了後の寺田選手の話(1組6着で敗退)
(準決勝を走り終えて)
できるだけ前についていきたかったので、それがあっという間に離されてしまったのは本当に悔しい。色々な方に支えていただいて今日も走れたので、ありがとうございますと言いたいです。
(離されたところについて分析は)
前半はかなり、きのうは浮いたところだったので、そこはかなり落ち着いてというか、抑えて、浮かないようにして、そこはかなりアップでもかなり。
中盤以降、スピードが乗ってくるところで踏切が近くなって対応できなかったというところがあったので。そういうところがまだまだ課題だったというか、離された大きな要因だったのかなと思っています。
(日本勢21年ぶりの準決勝舞台)
緊張というよりはすぐ走りたいなという気持ちでいろんな人の顔が浮かびました
(どんな顔)
いろいろ頑張ってきたところとか、近くで応援してくれているので、コールルームからここに来る間に浮かびました。
(この5年間を振り返って)
ラグビーも含めて頑張っているというか、目標を持つ中でいろんな人たちに出会って、一緒に一つ一つの目標をクリアしていくことだったり、目標を作って進んでいくことがどれだけ大切でたのしいことかというのを感じながらやって来れたのでありがたいと思っています。
31日の予選終了後の寺田選手の話(5着でこの時点では準決勝未定)
(5着でしたが、タイムで準決勝進出が決まりました)
あ、本当ですか!ありがとうございます!
(12秒95というタイムですが)
そうですね。結構冷静には走れたんですけど、ちょっと浮いてしまう部分とかもあったので、準決勝で修正できればいいなと思いますし、世界のトップレベルとあれぐらいの差で離されるんだなというのも実感したので、準決勝に向けてしっかりと、もうちょっと距離を詰めれるようにしていきたいなと思います。
(スタートラインでは笑顔でした)
そうですね。
いろんな方に支えていただいて、ここにたっていることが嬉しかったので。
次が大一番になると思うので頑張りたいと思います。
(結婚、出産、ラグビー転向とあって、初めてのオリンピック)
目標にしているのはファイナルに残るというところ。タイムで拾われて残れたので、ここからギアをかなり上げないといけないんですけど準決勝で自己ベストで走れるように、12秒7とか6とか目指していけるように頑張っていきたいと思います。
感想・まとめ
日本陸上界の進化を感じる選手の一人。
陸上というオリンピックのど真ん中の競技で準決勝を戦った姿は忘れません。
インタビューを見ていて、また泣いちゃいました。
・・・
インタビューをまとめていると、それぞれに選手にそれぞれの物語があって感動してばかり。
準決勝、お疲れ様でした!!
参考
約20年かけて、やっと辿り着いた初めてのオリンピックが終わりました。
— 寺田明日香(てらだあすか) (@terasu114) August 1, 2021
満足する結果ではなかったけれど、やれる準備はやったので、後悔はありません!
陸上に復帰すると言ってから約2年半。
私の賭けに乗ってくれた家族、チームあすか、サポーターの皆さんに心から感謝です!😊
ありがとう! pic.twitter.com/zeLezk1oDK