どらったら!!

東京都中央区、江東区の臨海部を中心としたメモ。独自の情報を除いては、報道ベースではなく、発表主体の情報をベースに書くことを基本にしています。最近はゲリラ的な花火大会情報も提供。

#853 スーパームーン皆既月食せまる 2021年5月26日午後8時ごろ

国立天文台によると、2021年5月26日夕方から宵にかけて、日本全国で皆既月食が観測できる。月食は満月に前後しておきるが、今回は2021年でもっとも地球に接近した満月(スーパームーン)での皆既月食となる。ことし最遠の満月より14%大きく、30%も明るいそうだ。ただ、皆既食は20分足らずで終わってしまう珍しいギリギリ皆既月食になる(2021/05/02)。

f:id:dorattara:20210502081247p:plain

2011年12月の皆既月食=中の人撮影

※月の明るさや大きさについて更新(2021/05/25)

概要

5月26日の皆既月食は部分食が始まるのと前後して部分月食がスタートする。月が欠けるにつれて月の高度が上がってくる。

f:id:dorattara:20210502075805p:plain

2021年5月26日の皆既月食国立天文台

皆既月食の見える方向・食分

f:id:dorattara:20210502080102p:plain

東京での見え方=国立天文台

f:id:dorattara:20210502082157p:plain

皆既月食の見える方向=中の人作成

 今回の皆既月食は最大食分1・015、皆既食継続時間約20分とギリギリ皆既月食なので、あっというまに終わってしまう。皆既月食らしくないまま終わるかも。概ね南東方向、高さは15度ぐらいあるので、晴れていれば大抵のところで見られるだろう。

参考:スーパームーンはこんなに大きい!

f:id:dorattara:20210525175028j:plain

スーパームーンと最も遠い満月の見かけの違い=国立天文台

2021年

 最も近い満月 357000キロ(5月26日)

 最も遠い満月 406000キロ(12月19日)

・最も遠い満月より視直径が14%大きく、30%明るく見える

感想・まとめ

次の皆既月食は2022年5月16日で日本ではみられない。最大食分1・419、皆既食継続時間は1時間半近い。その次2022年11月8日夕方からの皆既月食は日本全域で見られる。最大食分は1・364。皆既食継続時間は1時間半近い。

スーパームーン皆既月食、次回は12年後の2033年。そういう意味では珍しいみたい。 

参考 

www.nao.ac.jp

www.astroarts.co.jp