2011年に運行を開始し、東京湾で一際目立っていたクルーズ船「御座船(ござぶね)安宅丸(あたけまる)」の2021年5月いっぱいでの運航終了が発表されたことから、早速乗船してきた(2021/05/01)。
サンセットクルーズの様子
この日参加したのはサンセットクルーズ。
夕方に日の出桟橋を出発して2時間弱で戻ってくる。乗客は約20人ぐらいだろうか。カップルと家族連れがほとんどだった。全行程100分ほどの東京湾クルーズで、おつまみとワンドリンク(ただしソフトドリンク)がついたプラン(約5000円)。もっとしっかりした食事のプランもあった。
こういう船に乗ったのは初めてかもしれない。
観光遊覧船とはぜんぜん違うレストランシップ。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、乗客の座席は一定の距離離れていて、アクリル板の設置もあった。
こちらはおつまみ。おもったよりもずっとボリュームがあった。
ミュージカルタイムがあるので、つまみには十分な量。アルコールが飲めたらなあ・・・
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ミュージカルが始まるのは出港から約1時間後ぐらいだったか。それ以外の時間はスタッフの人と話したり、デッキに出たりして過ごした。
お約束のレインボーブリッジ下の通過。羽田空港沖で折り返す。
お台場の五輪モニュメント。最初に設置された時は、海側は色が塗られておらず灰色だったのだそうだ。
操舵室の前を歩くことができるようになっていた。
クルーズの時間の半分ぐらいは船内で舞台(ミュージカル)が行われる。賑やかで楽しい時間だった。出演されたのはプロフェッショナル集団の「WAGAKU」のみなさん。
2014年からのロングラン公演だということで、歌声も素晴らしく舞いもキレッキレでした。
感想・まとめ
主に外国からの観光客をターゲットに、江戸風ミュージカルを楽しむレストランシップという印象。もちろん国内の人も十分に楽しめる。アメリカ人のご夫婦?も乗っていたが、とても楽しそうにしていた。きっとこれまでにたくさんの笑顔を作り上げてきたのだろう。
中の人も十分に楽しませていただきました。WAGAKUのみなさま、ありがとうございました。またどこかで観られたら嬉しいです。
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5月いっぱいでの運航終了は、つい最近決まったということだそうだ。東京五輪向けのインバウンドがなくなってしまったことも大きな要因なのではないかなあ。
引退するには少し早い気がするなあ。
舟運の可能性を強く感じただけに、とても残念な運航終了だ。