どらったら!!

東京都中央区、江東区の臨海部を中心としたメモ。独自の情報を除いては、報道ベースではなく、発表主体の情報をベースに書くことを基本にしています。最近はゲリラ的な花火大会情報も提供。

#1063 ギリギリ部分月食は2021年11月19日 これ以上欠けるのは200年でたった4回  

最大食分が0・978という限りなく皆既月食に近い部分月食が2021年11月19日夕方に見られる。これ以上欠けるのは1900年から2100年までにわずか4回しかない珍しいケース。概ね仙台以東で月食の始まりから見られるが、西側では月が欠けた状態で昇ってくる「月出帯食」となる(2021/11/18)

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最大食分付近の月食の様子=中の人撮影

2021年11月19日の月食予報(東京)

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国立天文台

月の出 16時27分

月食始まり 月は地平線の下

食の最大 18時02分 高度17・3度

月食終わり 19時47分 高度38・1度

特徴 最大食分0・978、日本の一部が月出帯食

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11月19日の部分月食は東北地方で月出帯食国立天文台

晴海大橋から見ると

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晴海大橋から見た場合=中の人作成

高度が20度近くあるので、晴れればほぼどこからでも見られると思う。

日本で見られる次の月食について

次回皆既月食

 2022年11月 8日 最大食分1・364(全国で見られる)

次回部分月食

 2023年10月29日 最大食分0・123(全国で見られる)

参考 最大食分が1に近い部分月食の例(1900年〜2100年)

最大食分が今回の0・978以上となる部分月食は今回を除いて200年間にわずか4回

0・992 1939年10月28日 一部地域でみられる

0・992 1961年 8月26日 日本では見られず

0・992 2086年11月21日 全国で見られる

0・980 1932年 9月15日 全国でみられる

感想・まとめ

月に赤銅色が付くかどうかが注目のポイントかな。

たぶん仕事で見られないけど。

参考

2021年11月19日部分月食解説資料(国立天文台)