京成電鉄が成田空港線の一部区間（京成高砂〜印旛日本医大〜成田空港）の旅客運賃の爆下げを発表した。通学定期の値下げ率は京成電鉄側で最大６６・８％に及ぶ。北総鉄道の値下げに合わせたものだそうだ（2021/11/20）。
北総線の運賃値下げ概要
現行運賃を全体として１５・４％値下げする運賃改定を実施する
理由：
懸案だった累積損失解消を果たした。地域インフラとして利便性向上、事業基盤の維持向上に資するよう運賃改定を行う
運賃改定実施日 ２０２２年１０月１日
運賃改定の内容
通学定期運賃の大幅値下げ
北総線内の移動を促進する普通運賃の値下げ
・初乗り運賃を２１０円から１９０円に値下げ
・中距離帯を重点に、最大１００円（ＩＣカード利用時は１０５円）の値下げ
・通勤定期運賃も普通運賃に準じて値下げを実施
京成電鉄の運賃一部値下げについて
全体の値下げ率は１・８６％
理由：成田空港線沿線の活性化
※北総鉄道と同額の運賃を設定している京成高砂〜印旛日本医大駅間は北総鉄道の値下げする運賃と同額とする
通学定期の値下げ
普通旅客運賃と通勤定期の値下げ
※以下の場合は運賃改定は行わない
・運賃改定を行う区間と運賃改定を行わない区間を印旛日本医大をまたがって利用する場合
・運賃改定を行う区間を通過利用する場合
感想・まとめ
１カ月１４９９０円の通学定期が４９００円になるとか、最初は見間違いかと思った。
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各地の鉄道で子供運賃の大幅な値下げが相次いでいるが、今回の値下げは子供に限らない「通学定期」でも現行か６７％引き下げるという強烈な内容。ただ、定期ではない旅客の運賃は京成電鉄側は１％にも満たない値下げだった（北総電鉄は１１％の値下げ）。成田空港の利用がそれだけ伸び悩んでいるということもあるかもしれない。プレスリリースを見ると、北総鉄道のアピールに対し、京成電鉄はあんまり乗り気ではない感じが出ていて面白い。
参考
