日本時間の2024年5月8日から10日にかけて、太陽で大規模な爆発(フレア)が6回発生し、10日夜以降、地磁気嵐による通信衛星やGPSへの影響が懸念される環境となるそうだ。一応注意しておきたい(2024/05/10)。
太陽フレアが連続発生
太陽フレアは太陽表面で観測される瞬発的な増光現象。
磁場エネルギーが急速に光・熱、非熱的な粒子のエネルギーに変換される現象
衝撃波、プラズマ噴出(太陽風)を伴い、地球に接近して磁気嵐を引き起こすことがある
フレアにより放出されるものとその影響
電磁波 8分で到達 短波通信障害(デリンジャー現象)
高エネルギー放出 30分〜数日 高高度の航空機、人工衛星の障害要因
コロナ質量放出(プラズマ) 平均2日後 南向き磁場を持つプラズマによりオーロラ、磁気嵐を引き起こす
磁気嵐
中緯度、低緯度で全世界的に地磁気が減少する現象
(ウィキペディアより要約)
参考 太陽フレアの等級
低い方からABCMXの5等級。
10倍ごとに1つ上の階級となる、
各等級は1〜10未満の数字で区分される。
これらを組み合わせてC3・2などと表す。
X10クラスは10年に1回。
X1クラスは1年に1回の発生頻度。
感想・まとめ
想定される被害は
停電、通信障害、人工衛星の3つが主たるもの。
相当珍しいレベルで太陽が荒れ狂っているらしい。