東京BRTのプレ運行(一次)が2020年10月1日にスタート。6カ月目となった2021年3月の定時性や速達性はどうだったのか振り返る。3月1日に晴海BRTターミナルから勝どきBRTのルート変更があった影響についてみてみたい(2021/03/29)。
(東京BRT)
東京BRT 区間別所要時間(上り)
(中の人作成)
晴海→勝どき 中央値 7分29秒(12月 7分17秒)
80%の便は8分15秒以内に勝どきに到着
50%の便は7分15秒以内に勝どきに到着
※最速は5分15秒というのがあった。
勝どき→新橋 中央値 6分16秒(12月 6分12秒)
80%の便は7分00秒以内に新橋に到着
50%の便は6分15秒以内に新橋に到着
※最速は3分48秒というのがあった。
東京BRT 区間別所要時間(下り)
(中の人作成)
新橋→勝どき 中央値 8分10秒(12月 9分25秒)
80%の便は10分00秒以内に勝どきに到着
50%の便は8分15秒以内に勝どきに到着
勝どき→晴海 中央値 9分55秒(12月10分08秒)
80%の便は11分00秒以内に晴海に到着
50%の便は10分00秒以内に晴海に到着
運行ルートの変更について
2021年3月1日に晴海BRTターミナル→勝どきBRTのルート変更が行われた。
(東京BRT)
感想・まとめ
運行開始3ヶ月間と、6ヶ月目の3月を比較してみる。
(中の人作成)
赤色がルート変更後。晴海→勝どきで影響はみられなかった。
ルート変更で右左折が減少することや通過信号が減少することから、多少の時間短縮を期待していたんだけど。
変化がなかった原因は、高い確率の信号停止が3箇所あったこと。晴海三丁目では100%、月島警察署前では73%、勝鬨陸橋で67%。
旧ルートでは2箇所だった。晴海三丁目が90%超、東京BUCまでで60%台(20年12月)。旧ルートは右左折が多いことを考えると、差し引きでトントン、という感じだろうか。
サンプル数はそれほど多くないので、誤差の範囲と言えるかもしれない。