開園130周年となる2033年を目標年次とする日比谷公園の再生整備計画について、中間まとめが公表されたので、内容を確認しておく。大音楽堂(野音)の機能拡充が行われる計画となっている(2020/12/09)。
(東京都)
概要
2018年12月 日比谷公園グランドデザイン公表(5つの提言)
2020年12月 日比谷公園再生整備計画(中間まとめ)
(中間まとめ)
日比谷公園の課題
まちと公園のアクセシビリティがよくない(デッキを2箇所に設置)
皇居外苑などとの回遊性、景観のつながりが弱い。
ビスタ景観などを生かした空間利用ができていない
日比谷にまつわる文化・歴史資源の分類整理がされていなかった
再生整備の3つの取り組み
のこす 中央公園の文化・歴史や存在を次世代に確実に継承
かえる ポテンシャルを最大限に発揮できるよう設えや使い方を変える
つくる すべての来園者にとってすべたが満たされた(Well-being)新たな公園像をつくる
施設計画
(中間まとめ)
・施設や空間自体の多様な機能
・さまざまな活動の場の提供
・地域との協働、多様な主体との連携による維持管理ほか
HIROBAs
広場 多種多様な広場が集まる空間創出
運営 公園と地域団体などが連携する組織づくり。広場全体と運営する仕組み整備。
管理棟 図書館、ランニングステーション機能も。
(中間まとめ)
大音楽堂(野音)
(中間まとめ)
・機能拡充 控室などの諸施設、バックヤードの機能拡充。郷土の森、かもめの広場を含めて一体的に整備。
空間計画
(中間まとめ)
感想・まとめ
公園の課題を解消する方向で機能更新するという考え方かな。
おかしな建物をたてるようなものではないので、いいのではないかな。