東京都中央区の銀座エリアを取り囲む空中歩行者空間「TOKYO SKY CORRIDOR」(TSC)に面する、地上35階、高さ約180mのオフィス棟を含む都市計画決定が告知された。容積率1990%(うち258%は都市の魅力創造、居住滞在施設、その付随施設の用途だけど)というのはなかなか見ない(2023/01/14)。
計画概要 容積率1990%!
所在地 東京都中央区京橋三丁目
容積率 1990%(!)
敷地面積 約6820㎡
延床面積 約164000㎡
階数高さ 地下4階、地上35階/高さ約180m
主要用途 事務所 ホテル 店舗 駐車場等
スケジュール
2025年度 本体工事着工
2029年度 竣工(予定)
建物の特徴
・(仮称)アートセンター整備
・国際水準の宿泊施設を整備。上層階だろうね。
TOKYO SKY CORRIDORについて
2020年3月に東京高速道路を支える14施設の将来像として、銀座地区を取り囲む歩行者専用の空中回廊として提言されたもの。
2022年3月に「東京高速道路(KK線)再生の事業化に向けた方針」の中で実現に向けた中間まとめが示された。
TOKYO SKY CORRIDORとの関係
・京橋駅と接続する地下歩行者通路と地下駅前広場を整備
・東京駅から京橋駅に至る地下歩行者ネットワークを拡充する
・TSCとつながる接続空間、縦動線との連続性に配慮した屋内広場をTSCに人々を引き込む空間として整備
・西京橋ビル、東京橋ビル、新京橋ビルの上部空間を歩行者空間として整備。地上とTSCをつなぐ縦動線を整備。
感想・まとめ
TSC=東京スカイコリドーのイメージがイラストではない形で出てきたのは初めてではないかな。なるほど、東京駅にかなり近い。人を引き込む仕掛け作りはこれだけでは足りないかな。
そのうち考察してみよう。
参考
(仮称)京橋三丁目東地区市街地再開発事業都市計画決定のお知らせ(東京建物)