東京23区の廃棄物焼却などを担う東京二十三区清掃一部事務組合が、今後15年間の清掃工場の更新・延命計画などを含む長期計画案をまとめた(2020/10/19)。
(東京二十三区清掃一部事務組合)
概要
計画期間 2021年度〜2035年度(15年間)
※計画期間に捉われず必要に応じ見直す
背景
人口
23区人口の推移
2030年まで増加(980万人)。その後減少に転じる
23区世帯別人口の推移
複数人世帯人口 2025年度がピーク
単身世帯人口 増加続く
ごみ量
(東京二十三区清掃一部事務組合)
2014年度以降は横ばい
予測量は2027年度以降減少傾向で推移
最終処分量 減少傾向
施設状況
25年〜30年が耐用年数の12工場がまもなく耐用年数を迎える。
(東京二十三区清掃一部事務組合)
施設整備計画
(東京二十三区清掃一部事務組合)
有明清掃工場
建替 2035年度以降
中央清掃工場
延命化工事 2029年度〜2032年度
建替 2035年度以降
感想・まとめ
15年先までガッチガチの施設整備計画。
晴海の中央清掃工場移設は入り込む余地がないね。
移転を期待した方、残念でした。
この辺はご参考。
定期的に清掃工場と住宅の距離が話題になるが、重要なのは風下になるかどうか。
— どらったら! (@Chuoinfom) 2020年10月19日
東京の風向きを通年で表した図を見ると、清掃工場に対し東、西は風下になりにくい。南南東や真北はわりと風下になりやすい。 pic.twitter.com/p9IUtMqD3R