どらったら!!

東京都中央区、江東区の臨海部を中心としたメモ。独自の情報を除いては、報道ベースではなく、発表主体の情報をベースに書くことを基本にしています。最近はゲリラ的な花火大会情報も提供。

#478 バスタ新宿の利用者、前年比で最大98%減 新型コロナ

新型コロナウイルス流行拡大の影響で、県境をまたいだ移動の自粛が要請された結果、大型連休期間中の新宿の統合バスターミナル「バスタ新宿」の利用者が、2019年に比べて最大98%のマイナスとなった(2020/05/09)。

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(東京国道事務所)

利用状況(各週平均値)

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(東京国道事務所)

利用者数は5月第1週、98%減(前年比)

2020年1月は前年比プラスを維持してたが、1月30日の新型コロナ対本部の設置以降急落が始まった。

2月第1週前年比マイナス4%(27290人/日)

3月第1週マイナス44%(16472人/日)

4月第1週マイナス84%(4225人/日)

5月第1週マイナス98%(590人/日)

 

バス便数は5月第1週、85%減(前年比)

2020年2月までは前年比でプラスが多かったが3月に入って減便が始まり、4月7日の緊急事態宣言後、ほとんどのバス便が運休となった。

2月第1週前年比同じ(1492便/日)

3月第1週前年比マイナス7%(1393便/日)

4月第1週マイナス13%(1302便/日)

5月第1週マイナス85%(226便/日)

 

大型連休に絞ってみる(4/29〜5/6)

利用者数

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(東京国道事務所)

利用者数前年比(4/49〜5/6)

最小 前年比マイナス98.6%(5/4)

最大 前年比マイナス97・5%(4/30)

平均 前年比マイナス98%

感想・まとめ

 移動自粛の要請だけでここまで持っていけるのは驚く。ここまで動きを止めてしまえば、新型コロナ感染もそうは広がらないだろう。

 

 新規感染者が顕在化するのは感染から10日〜2週間後か。

 

 新規感染者がある程度減少したのは2週間前の4月下旬の成果。大型連休開けは緩んだ印象だが、あと2週間程度は強烈な自粛の効果が続く。この間にどこまで減らせたか、というのが大きな第2波がくるのか、コントロールできる状態にもっていけるのかの分かれ目となりそう。

 減らせるか、ではなく減らせたか。もう結果は出ている。

参考

www.ktr.mlit.go.jp