東京オリンピックの延期が決まったことで、環状2号線の築地トンネル区間が開通させられるかもしれないと思う人は結構いるのではないか。最近、現地を見てきた(2020/04/15)。
(中の人撮影)=4月中旬
緊急事態宣言下でも工事は続いていた
(中の人撮影)=4月中旬
新型コロナウイルス感染者が出たゼネコンのニュースが相次ぎ、緊急事態宣言の発令エリアで事業所が閉鎖されるという話が出ていた。現地行くと、重機が動いていて工事は続いていた。
「換気所」工事について
あまり注目されていないが、築地区間はトンネルを掘れば完成、というわけではなく、「換気所」という重要施設が作られることになっていて、4月中旬現在は6つの工程の5番目を行なっている。
(中の人撮影、作成)
換気所は深さ33m超、幅26m超を掘り下げる必要がある。
(中の人撮影)
この工程の後「埋め戻し、復旧工」があって換気所の工事は一段落となる。
スケジュール(換気所含む全体)
2016年1月 着工
2021年8月中旬 工事完了(予定)
感想・まとめ
延期された東京オリンピックの開会式は2021年7月23日ということなので、本格開通は間に合わないということになる。大会が延期になったことで、工事完了時期が半年程度遅れる可能性もあるのではないかな。
結果として「暫定迂回道路」はムダになった。
(グーグルマップ)
いくらかかったんだろうか。この道路作るのに。
参考
特になし