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東京都中央区、江東区の臨海部を中心としたメモ。独自の情報を除いては、報道ベースではなく、発表主体の情報をベースに書くことを基本にしています。最近はゲリラ的な花火大会情報も提供。

#47 「羽田空港アクセス線」は2029年ごろ完成見込む JR東日本が環境アセス実施へ 報道より

JR東日本が 「羽田空港アクセス線」の建設に向け、近く環境影響評価(アセスメント)に着手する方針で、2029年ごろの完成を見込むそうだ。今春にアセス作業を始めるという。事業費は3000億円以上(2019/2/10)。

 

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JR東日本

 

ついに動き出したか。 

 

記事概要

JR東日本が「羽田空港ー東京都新ターミナル駅」を結ぶ「羽田空港アクセス線」の建設に向け、この春、環境影響評価の作業に着手する。

 

アセス 3年/建設  7年

→2029年ごろの完成を見込む

 

・空港と都心の移動時間短縮で利便性向上に大きな効果が期待

・東京への一極集中をさらに加速させる可能性

・事業費 3000億円以上

・国と東京都に支援要請。国は支援方向

・空港でのボーリング調査は実施済み

・地下トンネルなどでの難工事が予想される

 

 

環境アセスメント(東京都)

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(東京都)
 

 

事業者(JR東日本)を中心にみると、

東京都の手続きとしては、

「環境配慮書」の提出で始まる「計画段階環境影響評価手続き」

「調査計画書」の提出で始まる「事業段階環境影響評価手続き」

「環境影響評価書案」

「評価書案にかかる見解書」(評価書案から約70日)

「環境影響評価書」(見解書から約70日)

「着工届」

「事後調査報告書(工事施工中)」

「完了届」

「事後調査報告書(工事完了後)」

という流れになるようだ。

 

羽田空港アクセス線構想(JR東日本経営ビジョン「変革2027」より)

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西山手ルート(新宿・池袋方面)
 新宿からの所要時間 約43〜48分(乗換1回)→約23分(乗換なし)
東山手ルート(宇都宮・高崎/常磐方面)
 東京からの所要時間 約28〜33分(乗換1回)→約18分(乗換なし)
臨海部ルート(房総方面)
 新木場からの所要時間 約41分(乗換1回)→約20分(乗換なし)
 
 
こちらは 去年7月のMXTV(リンク切れ)。
 
「できれば実現したいと思うが、そうすると今年中に枠組みを固めなければいけない。今の段階で『10年後までにやります』とはなかなか言えないが、それを目標に取り組んでいきたい」(JR東日本の深沢社長)
という話が出ていた。
 

感想・まとめ

正式に行政手続きに着手する意思表示をしたということ。 これは大きい。

2029年ごろ完成(開業、とはしていない)を目指すとある。

去年のMXTV放映の段階では「10年後までにやりますとはなかなかいえない」、と話していたが、どうやら「10年後までにやります」ということになったようだ。

 

MXTVでは2027年といっていたように記憶しているので、2年ほど後ろにずれる見通しが示されたと言うことになるかな。こちらは東京都は関係なさそうなので、どんどん進むことになりそう。

 

 やや意外だったのが、JRの羽田空港乗り入れで影響が大きいのは京急ということ。東京モノレールは影響が少ないということらしい。

 

 豊洲有明の空港アクセスは現状でもかなり良いので、そういう面では東京臨海部の改善は空港側というよりも、房総半島方面へのアクセスということになるのかな。

 

参考

www.tokyo-np.co.jp

 

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