東京都の２０２３年度予算案が２０２３年１月末に発表されている。その中から、ちょっと目を引いた事業をピックアップしていく。東京港に新たなランドマークを作るそうだ（2023/02/03）
- 特に目を引いたもの
- １）東京港における新たなランドマークの設置 ４億円
- ２）海の森公園整備・イベント展開 １６億円
- ３）練馬城址公園整備 ９４億円
- ４）ＧＲＡＮＤ ＣＹＣＬＥ ＴＯＫＹＯの推進 ３２億円
- ５）晴海五丁目整備事業 ３５億円
- ６）広域交通ネットワーク形成等に関する調査 ６０００万円
- ７）地下高速鉄道建設助成 ９億円
- ８）都心部・臨海地域地下鉄の事業計画深度化 ６０００万円（新規）
- ９）都心と臨海地域とを結ぶＢＲＴ整備事業 １２億円
- １０）舟運活性化に関する調査 １億円
- １１）水辺の魅力を活かした東京のかおづくり ８億円
- １２）中小河川の整備 ５３８億円
- １３）東京湾沿岸海岸保全基本計画に基づく整備 １６０億円
- １４）鉄道の連続立体交差化（西武新宿線の国分寺線・西武園線） ８３億円
- １５）そのほか
- 感想・まとめ
- 参考
特に目を引いたもの
１）東京港における新たなランドマークの設置 ４億円
東京湾のシンボリックな存在となる新たなモニュメント設置
なんだろうね。
２）海の森公園整備・イベント展開 １６億円
公園として２０２４年度末に開園するための整備。開園の機運情勢に向けた各種イベント実施
３）練馬城址公園整備 ９４億円
２０２３年５月に一部開園
４）ＧＲＡＮＤ ＣＹＣＬＥ ＴＯＫＹＯの推進 ３２億円
臨海部ライドイベントの実施
東京２０２０大会で使用された多摩地域のコースや会場も活用
５）晴海五丁目整備事業 ３５億円
晴海五丁目西地区プロローグイベント
なんだろうね。
６）広域交通ネットワーク形成等に関する調査 ６０００万円
東京圏における鉄道等の交通ネットワーク整備に関する調査を実施
７）地下高速鉄道建設助成 ９億円
国際競争力強化などに資する地下鉄新線建設に向けて、輸送力増強などにかかる建設費助成（東京８号線と品川地下鉄）
８）都心部・臨海地域地下鉄の事業計画深度化 ６０００万円（新規）
事業化に向けた詳細検討。計画をブラッシュアップ
９）都心と臨海地域とを結ぶＢＲＴ整備事業 １２億円
本格運行に向けた施設整備等を実施
１０）舟運活性化に関する調査 １億円
日常における交通手段として航路の充実を図るための支援／調査実施
１１）水辺の魅力を活かした東京のかおづくり ８億円
隅田川などの恒常的にぎわい創出のための夜間照明施設整備、テラス連続かなど水辺の動線強化。２０２３年度はテラスをイベント広場として占用する際の仕組みづくりを行う
１２）中小河川の整備 ５３８億円
５０ミリ／時に対応する護岸勢美
年超過確率１／２０規模の降雨に対応する調整地、分水路整備
１３）東京湾沿岸海岸保全基本計画に基づく整備 １６０億円
地震・台風から安全性を確保するため海岸保全施設の耐震・耐水対策実施
１４）鉄道の連続立体交差化（西武新宿線の国分寺線・西武園線） ８３億円
多数の踏切の除却と立体交差を実現する
１５）そのほか
臨海副都心の道路などに自転車走行できる空間整備 ５・６億円
バス停留所施設整備・上屋２０、ベンチ２０ １億３９００万円
バス停留所照明ＬＥＤ化 標識柱１００、上屋２０ ５３００万円
地下鉄１２号線延伸調査 ３０００万円
将来の旅客需要、収支採算性の検証、課題整理
築地地区まちづくり調査 １２００万円
感想・まとめ
おお！というものはなかったかな。
東京都の事業は多岐に渡りすぎて、全てをフォローするのは不可能。そんななかで東京港の新しいモニュメント、海の森公園の２０２４年度末開園、サイクルイベントの恒常化など、いくつか目を引いたものがあった。
旧晴海鉄道橋のことかとも思ったが、それならそう書くし「新規」とはならないよね。晴海五丁目西地区のプロローグイベントも気になるわ。
