久しぶりの花火に関するエントリ。中央区が2022年度の一般会計6月補正予算で2015年度に休止された「東京湾大華火祭」の再開に向けた調査費を計上した。再開想定時期などは現段階では不明(2022/06/03)。
- 観覧会場や会場周辺の警備計画について基礎調査を実施
- 参考:想定される観覧会場と打ち上げ会場
- 参考 旧観覧会場 約12ヘクタール?
- 参考 休止決定理由 2019年11月
- 参考 江東区と港区での検討状況
- 感想・まとめ
- 参考
観覧会場や会場周辺の警備計画について基礎調査を実施
・2015年度を最後に休止した東京湾大華火祭の再開に向けた検討のため、観覧会場や会場周辺の警備計画などの基礎調査を実施する。
参考:想定される観覧会場と打ち上げ会場
・中央区単独開催の場合、想定観覧会場から観覧可能な中央区水域ということで、打ち上げ想定エリアを考えた。
・中央区単独開催の場合、観覧可能面積は水際ギリギリまで使って約2ヘクタールぐらいだろうか。晴海客船ターミナルが解体されるともう少し広くなるだろう。
参考 旧観覧会場 約12ヘクタール?
・休止前の旧観覧会場は多くが晴海フラッグの建設エリア。約12ヘクタールぐらいか。もう少し狭かったかも。晴海埠頭公園では観覧させていなかったと思う。10万人弱が観覧していたと記憶している。
参考 休止決定理由 2019年11月
・晴海フラッグ工事で観覧会場が中央区内に確保できない。
・中央区が主体となって華火祭を開催することは困難と判断。
※2015年8月の休止前最終回は72万人が来場
参考 江東区と港区での検討状況
港区 再開を待ち望む区民のために中央区を積極的に支援して参りたい(2016年3月)
感想・まとめ
再開のための調査ではなく、再開できるかどうかを検討するため、基礎的な資料を集めるということか。大した調査量ではないだろうから年内には結論がまとまりそう
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現状では中央区内の観覧可能面積はせいぜい2ヘクタールと考えられるので、中央区単独開催は相当ハードルが高い。江東区、港区との共催をするにしても、両区とも観覧可能場所は限られるだろうし警備計画も大掛かりになるだろう.。
晴海客船ターミナルが解体された後なら、観覧場所はもう少し増やせそう。中央区がどのような絵を描いてくるのかには大いに興味がある。
休止前と異なり、豊洲埠頭側の開発が進んだのはプラス材料かも。協賛も増えるだろう。資金面よりも観覧会場の確保が最大の課題だろうか。