東京オリンピック・パラリンピック後の中央区晴海五丁目地区のまちづくり工事がスタートするのを機に、東京都が「晴海レガシー工事かわら版」の発行をスタートした。概ね2カ月に1回程度の頻度で発行するという。創刊号はまちづくりのイメージや工事のスケジュールが示されている(2022/01/31)。
工事のスケジュール 2025年度末終了予定
道路整備 〜2025年度末
街路等仕上げ工事 2021年度〜2025年度末
マルチモビリティステーション・船着場工事 2021年度〜2023年度末
建設工事 〜2025年度末
住宅棟(板状棟)改修 2021年度〜2023年度末
商業棟改修 2021年度〜2023年度末
住宅棟(タワー棟)建設 2021年度〜2025年度末
工事の進捗
・マルチモビリティステーション整備 盛土工事 〜2022年10月
・舗装工事、街路築造工事 〜2024年2月
感想・まとめ
まちづくりのイメージには晴海客船ターミナルが残っている。解体は確定しているので、かわら版掲載のものとは少し違ったイメージになるだろう。賑わいづくりを強調するなら、晴海埠頭公園エリアに人の流れを呼び込む仕掛けが必要。公表済みの「ConnecT HARUMI」では正直、力不足だ。人の流れがないエリアなので、住環境を優先すれば賑わいづくりは困難だと思う。
東京BRTの運行拡大にも絡む重要工事が含まれる。交通計画がかなり貧弱なエリアなので、予定通り工事が進むことを強く期待したい。