どらったら!!

東京都中央区、江東区の臨海部を中心としたメモ。独自の情報を除いては、報道ベースではなく、発表主体の情報をベースに書くことを基本にしています。最近はゲリラ的な花火大会情報も提供。

#1130 旧晴海鉄道橋遊歩道化・耐震補強は3カ月遅れ 晴海側、2022年4月中旬まで

2017年に決まった旧晴海鉄道橋の遊歩道化。現在行われている晴海側橋脚の耐震補強工事が3ヶ月程度遅れているようだ。工期は22年1月下旬までだったが4月中旬までに延期された(2022年1月23日)。

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橋脚補強中の晴海鉄道橋=中の人撮影、2022年1月中旬

スケジュール(予定)

耐震補強工事(〜至2022年1月21日)←現在進行中

→2022年4月11日

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中の人撮影=2022年1月下旬

耐震補強工事(〜至2023年2月28日) 

〜2020年10月 測量

〜2020年12月25日 底質調査

晴海側

2022年2月25日

耐震補強工事→2022年1月21日

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→2022年4月11日

豊洲

〜2023年2月28日 耐震補強工事(橋脚3本)

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※船舶通行を妨げないようにするため、晴海側と豊洲側を別の工事としているようだ。

落札者 松鶴建設 4億7817万円

上部補修工事

〜2024年3月29日まで

遊歩道化補足設計

〜2024年3月29日まで

参考 晴海橋梁(旧晴海鉄道橋)概要

1957年に東京都の専用線として完成。

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(東京都)

 

橋の中央径間は鉄道橋としては国内初の「ローゼ桁」を採用。

橋の側径間は鉄道橋としては国内初の「連続PC桁」を採用。

→歴史的価値が高い。

 

供用期間 1959~1989年

所在地 中央区晴海2~江東区豊洲

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(東京都)

 

耐震補強工事着手(2021年5月現在)

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旧晴海鉄道橋=中の人撮影、2021年5月

追記:春海橋公園と一体管理(2021/05/26)

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春海橋公園・晴海臨海公園との接続図=中の人作成

・遊歩道整備は2023年度以降(東京都港湾局)

・春海橋公園と一体的に管理される

中央区立晴海臨海公園との接続は太平洋セメント跡地の開発動向を踏まえ検討されることが想定されている→当分先か

感想・まとめ

 豊洲側の耐震補強工事が橋脚3本に対して実施されることが告知されている。工期は2023年2月28日までで変更はないようだ。

 竣工、供用開始時期に影響がないことを期待したい。

参考

dorattara.hatenablog.com

www.kouwan.metro.tokyo.lg.jp