東京2020大会では水球競技で使われた東京辰巳国際水泳場について、通年利用可能なアイスアリーナとして整備する施設運営計画が示された。スケジュール案では2025年度に開業することになる(2021/09/24)。
検討経緯
2017年4月
東京辰巳国際水泳場をオリンピックアクアティクスセンターと異なる機能を有するスポーツ施設として活用することを検討
2018年11月
東京辰巳国際水泳場の後利用に関する検討 公表
・プール、アイスアリーナ、アリーナの各案
2019年3月
後利用に関する方向性案公表
・アイスリンクとして整備する方向性示す
アイスリンク施設として整備することを正式決定
施設概要
所在地 江東区辰巳二丁目
竣工 1993年(2021年現在 築28年)
階数 地上3階、地下2階
敷地面積 22722㎡
延床面積 22319㎡
想定される施設の内容
メインリンク 60m×30m
サブリンク 47m×17m
観客席 固定席 約3500、仮設席 約1500
運営の基本方針
1 国際/国内競技大会の会場、競技力向上の場
2 都民が利用しやすい表情スポーツの場
3 観るスポーツを促進、地域の活力創出に貢献
4 効率的な施設運営
施設利用イメージ
利用者の需要予測
・年間26万人の利用を想定
年間20大会 約8万人 10月〜3月中心
競技団体の専用 約4・1万人
一般利用 約8・6万人 通年利用を想定
自主事業(スケート教室など) 約1・4万人
アイスショーなど興行利用 年間約4興行 約3・6万人 5月〜8月中心
年間運営費(概算費用ー概算収入) 約1・65億円
利用時間帯
・大会利用を優先
・早朝(05−09)、夜間(18−24)は予約営業
・一般は10−18を原則とする
その他
・有明アリーナと連携したフィギュアスケート国際大会などの誘致支援
・都内小中学校の校外活動のため、平日などにリンク解放
スケジュール
2021年度 実施設計
2022年度 施設運営計画公表
2023年度 改修工事
2025年度 開業予定
感想・まとめ
国内に数少ない通年利用可能なアイススケートリンク。冬のオリンピック向けにナショナルトレーニングセンターとしての利用も期待できそう。優れたスケーターが育つことを期待したい。
あと、カーリングやりたいなあ。
アイススレッジホッケーのイメージも。
アイスホッケーチームができたりして。