2017年に決まった晴海橋梁(旧晴海鉄道橋)の遊歩道化に向けた橋脚の耐震補強工事が21年5月にスタートしている。この工期は2022年1月下旬までとなっているようだ。これとは別に橋脚の耐震補強も計画されていて、期間は2023年2月末までの想定。供用開始は2025年春ぐらいかな?(2021/05/17)。
※追記あり 春海橋公園の一部として整備・管理される(2021/05/26)
晴海橋梁(旧晴海鉄道橋)概要
1957年に東京都の専用線として完成。
(東京都)
橋の中央径間は鉄道橋としては国内初の「ローゼ桁」を採用。
橋の側径間は鉄道橋としては国内初の「連続PC桁」を採用。
→歴史的価値が高い。
供用期間 1959~1989年
(東京都)
スケジュール(予定)
耐震補強工事(〜至2022年1月21日)←現在進行中
耐震補強工事(〜至2023年2月28日)
現状(2021年5月現在)
〜2020年10月 測量
〜2020年12月25日 底質調査
晴海側
〜2022年2月25日 耐震補強工事→2022年1月21日
豊洲側
〜2023年2月28日 耐震補強工事(橋脚3本)
※船舶通行を妨げないようにするため、晴海側と豊洲側を別の工事としているようだ。
耐震補強工事着手(2021年5月現在)
追記:春海橋公園と一体管理(2021/05/26)
・遊歩道整備は2023年度以降(東京都港湾局)
・春海橋公園と一体的に管理される
感想・まとめ
21年5月に入り、耐震補強工事が始まった。鉄道橋の晴海側の橋脚3本に対して行われる。工期は2022年1月21日まで。
また、新たに耐震補強工事が橋脚3本に対して実施されることが告知されている。豊洲側の橋脚に対するものと考えられ、こちらの工期は2023年2月28日まで。
設計などを考えると、供用開始は2025年度といった想定だろうか。
参考