タクシーの新しい運賃制度として、定期券/回数券と変動迎車料金がスタートするのを前に、事業者の申請受付がはじまった。一方で相乗りタクシーの導入は当面足踏みが続きそうだ(2020/11/27)。
導入制度概要
①変動迎車料金
需要の増減に応じて迎車料金を変動させる
全体では固定迎車料金と変わらないように変動させることが条件
閑散期には割安に迎車可能に
繁忙期には迎車の必要度が高い人に配車されやすくなる
②一括定額運賃(定期券/回数券)
タクシーの複数回の利用分の運賃を一括して支払う制度
通勤などの継続利用に便利
一括精算により割安に
他の交通モードと連携した観光フリーパスも推進
そのほか
相乗りタクシー制度は新型コロナの感染状況を見極めて導入時期を検討する
実施例:変動迎車料金(2018年10月1日〜11月30日)
(国土交通省)
実施例:定額タクシー(2018年10月1日〜12月21日)
(国土交通省)
感想・まとめ
事業者の申請受付開始ということで、実際にスタートするのがいつからになるのかは明記されていなかった。「相乗りタクシー」は新型コロナの流行下ではなかなか導入するのは難しいだろう。評判は良かったんだけど。
タクシー利用することは増えたけど、定期券・回数券というほどではないなあ。
それでも、少なくともコロナの間は、積極的な利用を心がけたい。