JR渋谷駅西口に新設される大規模歩道橋が2020年7月31日に完成、供用開始となる。東口の大規模歩道橋は2019年3月に完成していて、渋谷駅の乗り継ぎ利便性向上を目的とした渋谷駅周辺整備事業が一つの節目を迎える(2020/07/22)。
(国土交通省)
渋谷駅西口歩道橋の整備前後の変化
(いずれも国土交通省)
(国土交通省)
・架替着手 2018年 11月
・開通 2020年 7月
参考:渋谷駅東口歩道橋開通 2019年3月26日
(国土交通省)
・架替着手 2015年11月
・開通 2019年 3月
この事業の目的
ここが本題。幹線道路の上に大きな幅を持つ歩道橋を架け替えるというこの事業、渋谷駅周辺整備事業の一部として実施されている。狙いは3つ。
①東口、西口デッキを架け替え、地下空間を利用した東口、西口の地下歩道を整備
→鉄道の乗り継ぎ利便性が向上。
②歩行者空間の拡大を通して、安全快適な動線を確保
→駅周辺の回遊性を増す歩行者ネットワークを形成
③いろいろな階層に駅が位置するため、エレベーターの設置とデッキ整備
→乗り換え不便性を解消し、快適な歩行者空間をつくる。
整備後
(国土交通省)
整備前
(国土交通省)
感想・まとめ
これ、通行止めを極力避けて少しづつ進めてきたんだよなあ。それでも通行止めは東口で約30回とか。工事レポートみたいなものが出るだろうから、見てみたい。
各ターミナル駅で線路で分断された街区をつなぐ自由通路の整備が一気に進んでいる印象。東京駅、新宿駅、そして渋谷。格段に便利になると思う。
新宿・渋谷は結構面白い。弱点もあるけど。
あっちに住んでてもブログ書いたかもなあ。